■単行本まで何マイル？（仮）

……と、いうわけで、ただいまネーム第２稿、絶賛苦戦中です……。とにかく進まない、新しい作風というほどではないですが、２稿は今までのスタンスと若干違う流れで進むので手探り状態の連続。

投稿時代は「自分の作風はこうだ」と好きに描いていて、読切１作目では「自分の作風の上で要求を満たそう」と描いたわけですが、今回は更に思考を進めて「自分の作風を生かした上で連載を狙えるレベルまで作品を引き上げるには」という一段上のカタチを模索する時期なので、ものすごい悩みます。特に、私のように「漫画投稿者」の時期が長かった人間は自分のスタイルが話作りからネームまでガッツリ染み付いてるので意識改革から必要な場合もあり、こりゃもう大変です。

しかしこれが出来ないとダメなんだろうなあと思う次第、引き続き悩みます…。
土日は外せない旅行の予定が入っているので、ちょうどいい気分転換になることを期待します……。

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３連休のはずが、中日の日曜に出勤命令。ええもう、こういう会社なんです。３日も休みがあるなら１日くらいツーリングに行けるかも！ …と目論んでいたのもご破算、結局土曜に２時間ほど近所を走り回って久々のモーターサイクル遊びは終了。いや、走ってるだけで楽しいんですけどね、でもやっぱり遠くへ行きたいですね。

今日の画像は去年行った八ヶ岳。フレックスコミックスWEBの自己紹介にも書きましたが、八ヶ岳はとにかく大好きです。特に国道から少しだけ逸れた、野辺山のこの脇道が至高。５年前に長野に初めて行ってから、既に覚えているだけで５回以上行ってます。今日の写真の日は10月で畑は収穫時期、空は風が少し強く、画面右（西）から雲が流されて八ヶ岳をかすめて越えていく様子がわかります。

結局ツーリングは趣味なので、優先順位が仕事と漫画の後回しになりほぼ行かれなくなって１年半。早く色々と区切りをつけて、月１のツーリングくらい行ける生活に戻りたいものです。……と、締めつつ連休明け提出予定の次回作ネーム第２稿の作業に戻ります。

はい、ネーム戻ってきました（泣）。はい、修正ですねそうですね（泣）。いや、自分でも「微妙かな…？」と思っていた部分をズバッと突いて思い切り背中を押してくれるので編集部さんのツッコミには毎度大助かりですよ（泣）。というわけでなかなか大掛かりな修正をすることになりました（泣）。いいんですよ、絶対そのほうが面白いし（泣）。泣いてなんかいないですよ！？（泣）。

まあ冗談はそこまでにして、第１案だったのでこのくらいの修正は当然な感じ。それよりもそのツッコミを踏まえた上で担当編集氏が出してくる修正案が非常に的確に自分の性癖にマッチするのはどうなんだろう。ああもうそれ描きたくてしょうがないわ。完全に見抜かれてますね。漫画家はホント、自分をさらけ出す覚悟がなきゃ出来ない仕事なんですね。色々セーブしちゃってて自分はまだまだダメだなぁと思う瞬間。

仕事がやっと一段落しそうなので、今度の三連休は超久しぶりに全部休めそう。さあ、修正頑張ろう。

次回作にミリタリー系アクションものを予定している私としては、一応メカ類は多少は描けるつもりです。でも、いわゆる「巨大人型ロボット」はその範疇外でした。もちろん巨大人型ロボット系作品にも好きな作品は多いのですが、自分で人型ロボを描く機会はといえば、今まではほとんどありませんでした。

そんなわけで、ちょうど今のような読切をこなしている段階の時期こそ色々と未経験の絵の練習をすべきと考え、巨大ロボットにも手を出してみようかと思って少し練習を始めてみたりしました。……が、これは予想以上にムズかしい。既存の兵器と違って華奢なので、カタマリ感が出ず迫力がない・玩具っぽい（架空なんだから当然ですが）。かっこよく見えるパースとかの研究も要りそう……これは奥が深そうですねえ…。

２月に働きすぎた反動の休暇を生かして、新規サンプル画像数枚と、読切版ネーム第１稿を揃えて編集部に提出。全体としては連載企画としての提出ですが、まあまず通ることは無いでしょう。あくまで連載獲得は将来的な話、まずは現実的に、読切２本目としての採用を目指しての提出です。

読切版では出てこないキャラクターも積極的にデザインし、編集部側に要求されていない絵もちょこちょこ描いては送りつけてます。こういう作業を「無駄」と捉えて極力避ける人も居ますが、個人的にはいつか必ずどこかで生きるのでどんどんやるべき、と考えています。このへんはもう焦っても仕方ないくらい遠回りしてきた経歴のせいもあるという感じですが（苦笑）。

早いうちに２作目を載せたいので引き続き頑張ります。
５月にバイクの初車検もありますしね…。

あ、新しいメットも欲しいなあ……新型のX-12とか……。

なんとなくブログのテンプレートを春らしい色に変えてみました。
画像はジオブリーダーズ（違　

次回作は前作とは毛色が違うと書きましたが、世界観を繋げたので何かの間違いで連載になったら 『けもツキ！』 のキャラや設定も登場するはずです。まあ、ささやかなお遊びですね（＾＾； 九重関係の設定とかは明らかに過剰で、読切としては紹介のみに終わってしまった感があってもったいなかったですし、出来れば再利用したいところ。その前に連載取らないと何も進まないのですが……。

さて、また次の企画会議に向けて色々描いてます。２月は休日出勤を大量にやったので今月はその振り替えの休みをそこそこ貰いましたから、その時間を使ってなんとか企画をものにしたいところ。まだまだ苦しい戦いは続きますが頑張ります。

次回作ネーム、結構順調に進んでます。キャラデザインも滞りなく。なんだろう、やけに順調です。今回はある程度慣れて１作目の時よりプレッシャーがない分、好き勝手やれてるからかしら（＾＾； この修正の少なさは、編集さんに見捨てられてやしないかと不安になるのだけれども（爆）。とりあえずこの土日でネーム第２案作って一応の完成形になる予定です。

内容的にはメカ成分が多くて前作とはちょっと毛色の違うものになりますが、それでも基本のノリは変わらないと思います。キャラはちょっと暴走してるかも知れません、良い意味でやりすぎな方向へ（多分）。まあ問題はこの作品を企画として世に出せるレベルまで持っていけるかどうかなんですけどね。作者的にはなんとしても発表したい作品なのですが、編集部様がお許しくださるのかしらドキドキってところです。

いやいやしかし吊り目にも慣れたものなのだわ。すっかり吊り目じゃなきゃ安心できない体になってしまったのだわ。

えー次回作のネームをしながら、今更 『化物語』 を見ました。といっても、まだ半分ですが。かんばるの話まで。これは掛け合いが主なんですね、アララギさんのツッコミが面白すぎてつい見てしまう魔性の掛け合い。

そして、徹底的に「他者」を描写していないことで、世界観を構築しているのが面白い。メインキャラクター以外はまともに画面に出てきません。学校のシーンでも教室が出るのは放課後だったり、公園のシーンでも「日曜の公園なのに誰も居ない」だったり、住宅地でも誰ともすれ違わない。いわゆるモブキャラが皆無。これによって、「人間」よりも「怪異」のほうにより近い特殊な非日常空間を上手く描き出していると思います（ 『ぱにぽにダッシュ！』 の時はマネキン人形で強引に達成した手法ですね）。

なんか自分のこの前の読切が、ビミョーにネタ被りしてる気がしないでもない。もちろん定番ネタなので被るのは普通なんですが、『けもツキ！』 のネタ出ししてたのが１年以上前なのを考えると、ある意味うまいタイミングで世に出せたのかなあと思います（＾＾；