サンドクッキーと特別仕様車
2019年 11月 30日
キャンティのサンドクッキーは、
とても美味しい。
冷蔵庫に入れておいた、
最後の一個を取り出して、
悪戯っぽく食べてみた。
クリームと一緒に口の中で混ぜ合わせる。
工房の奥に収納した。
主のもとに嫁ぐ準備が進む。
【車名】
初めてワイルドネスグリーンをショールームに入れたが、
ウルトラスェードを用いたシートを装備している。 シートヒーターは装備するが、
ナビの位置にカバーが付くようになった。
うむを言わさずカメラが付く。
パワーリヤゲートも、
これも良いよね。
クールグレーカーキのボディを買って、
真っ二つに割って、
クリームの匂いを嗅いだ後、
ビスケットの縁でクリームだけすくって食べる。
その後、
半分に割った端っこを齧って、
挟んだまま食べるより、
この方が絶対美味しいし崩れにくい。
正統派の食べ方だと思うが、
いかがだろうか。
こんな風に角度を変え食べ方を愉しむ。
ショールームに入れた、
フォレスターのTouringをご契約いただき、
主のもとに嫁ぐ準備が進む。
このフォレスターは提案型の販売手法で、
これはと決めた車種を徹底的にフォーカスし、
現品をお客様に売る。
どちらかと言うと、
米国流の仕事を続けている。
お客様があれコレ選ぶのも良いけれど、
「これだ」と見立てたクルマを推すことも、
実はより大切な仕事だと思っている。
例えばフォレスターは、
メーカーオプションを含めると、
選択幅が物凄く多い。
ざっと分けて4グレードで、
様々なMOPの組み合わせがあるから、
全部で80種類近くになっている。
そこに特別仕様車の「X-Edition」が加わった。
これはPremiumを、
X-BREAK化したと思えば解り易い。
実はデビュー時から、
オレンジの差し色の無い、
X-BREAKが好ましいと思っていた。
なので、
新春の商談向けに、
タイミングの良い追加商品だ。
値付けもベースが289万円、
パワーリヤゲート付きが294万円、
ルーフレール付きも294万円、
そして上記のフルMOPで299万円(税別)と、
比較的割安な設定だ。
だが、
これには決定的な不足品があり、
提案の対象にならない。
フォレスターにはサンルーフが必須だ。
それが選べない以上、
残念だが選択肢から外れる。
その一押しが冒頭のフォレスターだ。
Toringのルーフレール付に、
パワーリヤゲートとサンルーフのMOPを加えると、
車両価格は税別で285万円で、
同じ17インチホイールを履くX-BREAKよりも、
別の意味でスポーティなクルマだ。
アイサイトセイフティプラスは、
別に付けなくても困らない。
なので、
285万円と言う解りやすい価格を優先し、
運転支援も視界拡張も選ばなかった。
フォレスターの場合、
サイドビューモニターは標準装備なので、
余程運転に自信のない人以外、
それらの装備は必須ではない。
欲しければ選べばよい。
両方付けると11万円の追加出費だが、
それを標準装備したX-Editionより、
サンルーフを付けてもまだ3万円安い。
このような視点で推すクルマを選ぶ。
同じようにレガシィも、
この一年間ずっと推すクルマをショールームに並べ続けた。
だって、
OUTBACKはかなり性能が良い上、
とてもハイセンスな仕上がりになったからだ。
そして遂に、
もともとSUBARU 60周年特別記念車として好評だった、
アウトバックのX-BREAKがカタログモデルに加わった。
これはLEGACY OUTBACK Limitedをベースに、
特別仕様車に仕立てられMOPはサンルーフだけ、
色も絞られて5色展開だった。
それが丸ごとカタログモデルに昇格した。
米国製のルーフラックが似合うクルマだ。
それと同時に、
これまた定番のカタログモデルが加わった。
そしてベース車が消滅し、
全てリミテッドベースに鞍替えした。
それがこのクルマだ。
LEGACY OUTBACK B-SPORT
【駆動方式】
アクティブトルクスプリットAWD(電子制御AWD)
【型式】
BS9F5LC BBC
【主要諸元】
全長×全幅×全高(mm):4820×1840×1605
ホイールベース(mm):2745
トレッド前/後(mm):1575/1590
最低地上高(㎜):200
車両重量(kg):1580
最小回転半径(m):5.5
乗車定員 5名
さっそく岐阜スバルの杉山君が、
展示車両を届けてくれた。
これはなかなか良い色だ。
ホワイトやマグネタイトグレーも良かったけれど、
この色も選択に値するロングヒットカラーだ。
日本で馴染みが無いのは、
米国生産車用に開発されたので、
国内投入が比較的遅れたからだ。
この色には光物は似合わないので、
杉山君が指差すように、
サイドクラッディングのメッキ加飾や、
前後バンパーのガードが無い。
その代わりに特徴的な黒いローマウントルーフレールや、
他のクルマと違ってステアリングヒーターは無い。
実に良く練られた商品だ。
つまり都会派の高級SUVとして、
オンロードでもスポーティな雰囲気に、
敢てまとめたグレードだ。
だから価値分析を徹底的に進め、
アーバンエキスプレス的な車両となっている。
だから、
このクルマだけボディカラーに、
クールグレーカーキを選択できるんだ。
ホイールを黒くしたり、
各所に渋い工夫を凝らしたカスタマイズが似合うだろう。
ブルートゥースオーディオで十分な人は、
このパネルを活かせばよい。
六つら星の下に小さなカメラが埋め込まれた。
左サイドはもう当たり前で、
無い方がおかしいぐらいだ。
デビュー当時と比べると、
大幅に利便性が高い。
価格は微妙な位置になる。
要するに廉価版は一切なく、
個性だけを選ぶ買い方だ。
パワーリヤゲートと、
サンルーフを付けると、
税込み本体価格は327万円になる。
思いっきりカスタマイズすると楽しいだろう。
でも、
そうなるとX-BREAKが際立つ。
特別記念車だったので、
限定装備もそのまま継承された。
一番ステキなのは、
米国仕立てのクロスバー内蔵式ルーフレールだろう。
注目すべきは、
左右それぞれのルーフレールにクロスバーを内蔵することだ。
外したら前後のセットホールに入れてロックする。
後ろのクロスバーは前後に移動が可能なので、
荷物に合わせ二か所のセットホールでアジャストできる便利な構造だ。
装備も個性的で良い。
高触感本革巻ステアリングホイール(イエローグリーンステッチ ブラック加飾 ステアリングヒーター付)
60周年記念車専用インテリア&エクステリア
ルーフレール(クロスバービルトインタイプ)
18インチアルミホイール(ダークメタリック塗装&225/60R18タイヤ)
カーゴフロアボード(ラゲッジスムーサー機能付)
サンルーフ付きの税抜き車両本体価格は
325万円だから、
同等のB-SPORTよりX-BREAKの方が、
まだ2万円安い。
なので、
やはりこの近辺で使うなら、
X-BREAKに決まりかな。
ボディカラーをマグネタイトグレー・メタリックから、
ワイルドネスグリーン・メタリック変更し今月の目玉商品に仕上げた。
ピアノブラックと、
ラスターブラックのコンビネーションを活かす、
イエローグリーンのアクセントを引き立てた専用グリルを装着。
手触りの良い高級な革を、
イエローグリーンのステッチで縫製。
ステアリングホイールにヒーター内蔵し、
厳冬期の運転も快適だ。
それにしても、
フォレスターでAdvanceのグレード名を付けた事で、
スバルの横串展開はぐちゃぐちゃだ。
X-Advanceを使えなくしたからね。
これは惜しかった。
良いネーミングだったのに。
居眠りながら綴ったので、
誤植があったらご勘弁を。
これからも提案型販売をお楽しみに。
by b-faction
| 2019-11-30 22:29
|
Comments(0)