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現代美術の検索結果1 - 40 件 / 49件

現代美術に関するエントリは49件あります。 アート、 art、 芸術 などが関連タグです。 人気エントリには 『村上隆が何をやろうとしているのか理解して嫌いではなくなった』などがあります。
  • 村上隆が何をやろうとしているのか理解して嫌いではなくなった

    村上隆氏と左派論客の斎藤幸平氏がReHacQ(高橋弘樹氏が運営するチャンネル)で対談している動画が4連続で上がっていてすべて見た。 ※以下敬称略 結論から言うとこの動画で村上隆が何をやろうとしているのかよくわかったので彼への嫌悪感はすべて消えた。 1動画40分近くあるので見るのは大変だと思うが興味深く見れたので余裕がある人は見てほしい。 一応言っておくとこれはあくまで私の個人的見解なのでその点には注意してほしい。 ざっくり動画の流れを説明すると斎藤幸平が布施英利と対談した際に村上隆が嫌いと悪口を言ったので、村上隆がYoutube?にコメントを書きそれを見てチャンネル運営者の高橋弘樹が対談に誘ったという流れのようだ。 ※斎藤幸平氏はマルキストなので拝金的に見える村上氏の行為があまり好きではない 現在京都で開催中のもののけ展の展示内容を村上隆が斎藤・高橋、両氏に説明しつつ最後に対談という流れに

      村上隆が何をやろうとしているのか理解して嫌いではなくなった
    • なぜ、現代に、クラシックの大作曲家が輩出されないのですか?大昔の作曲家のみで、例えば1960年生まれの大作曲家なんていません。なぜでしょうか?

      回答 (14件中の1件目) すでに多く回答されてますが、僕は少し別の視点から答えたくなりました。 古いからクラシックなのか? 100年後に現代の作曲家がクラシックの大作曲家となっていることはないのか? もし現代の作曲家のだれが将来クラシックの大作曲家になるのか? ということを考えてみたいと思います。 古いからクラシックなのか? クラシックははたして古いのでしょうか? クラシックの作曲家を年代ごとにならべてみた説明をさがしてみました。 下記サイトがわかりやすいので一部を引用します。 訂版:作曲家生没年表 西暦1600年-2000年 生年順 細かい作曲家名は、まったく見る...

        なぜ、現代に、クラシックの大作曲家が輩出されないのですか?大昔の作曲家のみで、例えば1960年生まれの大作曲家なんていません。なぜでしょうか?
      • かわいそうなんかじゃない | NHK | News Up

        「お前たちは兄貴の分まで頑張らないと」 子どものころから違和感がありました。 「支援したい 助けたい」 周囲からの目線は大人になってからも変わりませんでした。 どうすればありのままを見てもらえるか。 たどりついたのは“その呼び方”を使わないことでした。 (ネットワーク報道部記者 秋元宏美) 3年前に誕生したブランド「ヘラルボニー」。 ファッション、インテリア、アート作品を手がけています。 “加工されていない芸術”を意味するArt Brut(アール・ブリュット)というジャンルで、高いアート性と品質のよさが評価されています。 価格はネクタイは1本2万円台、ブラウスは3万円台。

          かわいそうなんかじゃない | NHK | News Up
        • 美術品を「粗大ゴミ扱い」 大阪府が地下駐車場で105作品保管 | 毎日新聞

          大阪府所蔵の現代美術作品105点が、府咲洲(さきしま)庁舎(大阪市住之江区)の地下駐車場で保管されていることがわかった。いずれも彫刻で評価額は計2億円を超える。保管場所には誰でも出入りができ、梱包(こんぽう)されずビニールシートで覆っただけのものもある。劣化と盗難のおそれがあり、関係者からは「粗大ゴミと同様の扱いだ」と憤りの声が上がる。府は苦肉の策だとするが、問題の背景には、作品が時代の変化や行政の施策に翻弄(ほんろう)された経緯があった。 評価額2.2億円 一部はむき出し 駐車場に置かれているのは「大阪府20世紀美術コレクション」(約7900点、評価額計約46億円)の一部。府によると、彫刻作品105点の評価額は計約2億2000万円になる。 そのうち、関西の抽象彫刻をリードした森口宏一(1930~2011年)の作品が約60点を占める。代表作「景の仕組」シリーズなど、鉄やステンレス製で大型の

            美術品を「粗大ゴミ扱い」 大阪府が地下駐車場で105作品保管 | 毎日新聞
          • 「生前は雑音。評価は僕が死ぬまで分からない」――現代美術家・村上隆が語る創作とお金 - Yahoo!ニュース

            「僕が死んだ後は、すっとこどっこいな面白いドラマができるんじゃないかと思いますね」。国際的に活躍する現代美術家、村上隆(58)。作品が約16億円で落札されるなど、アートマーケットにおいても話題を呼んできた。村上はこの夏、自身が代表を務める会社が倒産危機に直面していることを明かした。世界を舞台にどう道を切り開いてきたのか、そして現在進行形でもがき続ける日々について聞く。(取材・文:塚原沙耶/撮影:殿村誠士/Yahoo!ニュース 特集編集部)

              「生前は雑音。評価は僕が死ぬまで分からない」――現代美術家・村上隆が語る創作とお金 - Yahoo!ニュース
            • DIC川村記念美術館の休館に寄せて──元学芸員が綴る、独立独歩の35年間とロスコ展の記憶(文:林寿美)

              職員全員が“ずぶの素人”から始まった35年前2025年3月31日、多くの人々に惜しまれながら、DIC川村記念美術館が千葉県佐倉市での35年余りの活動に終止符を打った。 同館が川村記念美術館として開館したのは、1990年5月2日。ゴールデンウィークの真っ只中だったからか、はたまた大手新聞の一面を使って派手に広告を出したからなのか、「1日100人くらい来ればいいよ」という、初代館長で大日本インキ化学工業株式会社(現・DIC株式会社)の相談役だった川村勝巳氏の思惑は大きく外れ、地元から700人超がつめかけた。物見遊山に来た人も多かったのだろう。なにせ、千葉市街から車で小一時間、田畑が一面に広がるなか、突如として世界に誇る20世紀西洋美術の名作が見られる美術館ができたのだから。ルノワールやモネ、ピカソ、シャガールなどが並ぶ最初の展示室で、「ここにある絵はすべて本物なのですか?」と真顔で聞かれること

                DIC川村記念美術館の休館に寄せて──元学芸員が綴る、独立独歩の35年間とロスコ展の記憶(文:林寿美)
              • DIC川村記念美術館は「ダウンサイズ&リロケーション」に決定。作品保有数4分の1へ

                DIC川村記念美術館は「ダウンサイズ&リロケーション」に決定。作品保有数4分の1へDIC株式会社は同社運営のDIC川村記念美術館について、「ダウンサイズ&リロケーション」する方針を固めた。 DIC株式会社(以下、DIC)が、運営するDIC川村記念美術館について「ダウンサイズ&リロケーション」させる方針を決定した。 同社は今年8月、経営上の理由から同館を「ダウンサイズ&リロケーション」あるいは「美術館運営の中止」とする方針を示し、検討を重ねてきた。 同社リリースによると、「美術館運営を社会的価値と経済的価値の両面から考えた場合、適切な規模と場所で美術館運営を継続することが、ブランド価値向上による事業の発展に資することのみならず、ステークホルダーひいては社会全体に対する好ましい貢献活動であると考えるに至った」としており、「ダウンサイズ&リロケーション」が最終方針となった。 DICは美術館と美術

                  DIC川村記念美術館は「ダウンサイズ&リロケーション」に決定。作品保有数4分の1へ
                • キャナルシティ博多のナムジュン・パイク作品はいかに修繕されたのか。メディア・アートの「魂」を未来へ運ぶために

                  キャナルシティ博多のナムジュン・パイク作品はいかに修繕されたのか。メディア・アートの「魂」を未来へ運ぶために福岡市のキャナルシティ博多にある、ナムジュン・パイクのビデオ・アート作品《Fuku/Luck,Fuku=Luck,Matrix》。近年、機器の劣化によって上映を停止していたが、今年10月に修繕された。 福岡市のショッピングモール・キャナルシティ博多にある、ナムジュン・パイクのビデオ・アート作品《Fuku/Luck,Fuku=Luck,Matrix》。同施設のクリスタルキャニオンの南側ガラス壁面に設置された、180台ものブラウン管テレビが並ぶ作品だ。 ナムジュン・パイクは1932年に韓国に生まれ、日本、ドイツ、アメリカでも活動し、ヴィデオ・アートの開拓者と称される。一昨年から昨年にかけては、ロンドンのテート・モダンで大規模な回顧展「Nam June Paik」が開催された。《Fuku/

                    キャナルシティ博多のナムジュン・パイク作品はいかに修繕されたのか。メディア・アートの「魂」を未来へ運ぶために
                  • 山口晃《当世壁の落書き 五輪パラ輪》

                    山口晃 《当世壁の落書き 五輪パラ輪》 2021 紙に墨、ペン、ミクストメディア 撮影:宮島径 ©️YAMAGUCHI Akira, Courtesy of Mizuma Art Gallery

                      山口晃《当世壁の落書き 五輪パラ輪》
                    • 草間彌生氏、ルイ・ヴィトンとコラボ パリに巨大人形

                      仏パリのシャンゼリゼ通りにある「ルイ・ヴィトン」の旗艦店に登場した美術作家・草間彌生氏を模した人形(2023年1月13日撮影)。(c)Emmanuel DUNAND / AFP 【1月14日 AFP】仏パリのシャンゼリゼ(Champs-Elysees)通りにある高級ブランド「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」の旗艦店に13日、美術作家・草間彌生(Yayoi Kusama)氏を模した巨大な人形が出現した。 米ニューヨーク5番街(Fifth Avenue)にある同ブランド店舗でも同日、ショーウインドーに絵を描く草間氏に似せたリアルなロボットが登場し、道行く人々の目をさらった。(c)AFP

                        草間彌生氏、ルイ・ヴィトンとコラボ パリに巨大人形
                      • 物理的虚無、なにも書かれていない新聞

                        東京生まれ、神奈川、埼玉育ち、東京在住。Web制作をしたり小さなバーで主に生ビールを出したりしていたが、流れ流れてデイリーポータルZの編集部員に。趣味はEDMとFX。(動画インタビュー) 前の記事:「うちのタマ知りませんか?」の懐かしグッズで脳も体もぜんぶが時空を超えていく > 個人サイト まばたきをする体 Twitter @eatmorecakes >ライターwiki 文字がないという感動(!?) 先日、わら半紙が欲しくて探しているときに「まっさら新聞紙」という商品を見つけた。 こんなのがあるんだなあ 古新聞を使うようなシーンに同様に使え、しかもインクがついていない分、ラッピングや商用の緩衝材など用途が広い。 衝撃だったのはパッケージのキャッチコピーだ。 「文字がないという感動を」 はっ! しれっとものすごい過激なことを言ってくるではないか。 意図としては、上にも書いた、インクが付いてい

                          物理的虚無、なにも書かれていない新聞
                        • 気象現象と身体の変化に魅せられたアーティスト、笹本晃。気鋭の気象科学者が、その思考を紐解く | ARTnews JAPAN(アートニュースジャパン)

                          かつては世間話の話題にのぼる程度のものだった異常気象が、今では世界の終焉を想起させる差し迫った問題になっている。 彫刻家、パフォーマンスアーティストとして活動し、イェール大学芸術大学院 彫刻専攻 専攻長でもある笹本晃は、近年さまざまな気象現象を小さな規模で再現している。たとえば、2020年にロウアー・マンハッタンのセント・マークス教会で特別な器具を用いて行われたパフォーマンスでは、老化と変容のメタファーとして、多様な気象現象を表現した。こうした実験は、自分がカオス(混沌)と秩序の間で存在するための助けになっていると彼女は言う。 気象科学者でスクリプス海洋研究所の助教授を務めるニック・ルツコも、手段は異なるが、気候パターンを解明するために種々の気象現象モデルを作成している。気象現象を再現するそれぞれのアプローチを比較しながら、捉えどころのない異常気象のどこに魅力を感じるのか、二人がZoomで

                            気象現象と身体の変化に魅せられたアーティスト、笹本晃。気鋭の気象科学者が、その思考を紐解く | ARTnews JAPAN(アートニュースジャパン)
                          • 隈研吾が設計。「角川武蔵野ミュージアム」がところざわサクラタウンに開館

                            約2万枚の花崗岩を使用した角川武蔵野ミュージアム 今年11月、埼玉県所沢市にグランドオープンを予定している「ところざわサクラタウン」。それに先駆け、同敷地内にある「角川武蔵野ミュージアム」がプレオープンを迎えた。 そもそもところざわサクラタウンとは、KADOKAWAと埼玉県所沢市が、「みどり・文化・産業」が調和する地域づくりを目指し、協働で進めているプロジェクト「COOL JAPAN FOREST構想」によって建設される巨大施設。浄水所の跡地を利用したもので、土地面積4万平米のなかに、文化施設と宿泊施設、書籍製造・物流工場、そしてKADOKAWAのオフィスが入る。 そのなかで文化の発信拠点となるのが、角川武蔵野ミュージアムだ。まず目を引くのがその外観。隈研吾が設計を手がけたの同館は、高さ30メートルの巨大な岩をモチーフにした建物。外壁には、1つおよそ50kg~70kgの花崗岩を約2万枚も使

                              隈研吾が設計。「角川武蔵野ミュージアム」がところざわサクラタウンに開館
                            • 0318「神宮外苑の事故について」|qanta

                              これは、たまに思い出さないといけないことなので、ちゃんと書く他ないが、2016年のTOKYO DESIGN WEEKの木のジャングルジムの火災で5歳の男の子が亡くなった事故の関係者が書類送検されたそうだ。ニュース記事には、ジャングルジムの写真が載っているからリンクは載せない。誰かが言っていたが、あのジャングルジムは、人が亡くなった現場の写真だ。軽々しく見るようなものではない。 この事故が発生したのは2016年の11月6日だ。この日はうちの結婚記念日でもある。ゆえに、ここ2年、結婚記念日が来るたびに、同時にこの事故を思い出して辛くなる。 しかし、私たちのような、体験装置やインスタレーションをつくる者、あるいは体験を通して何かを表現したり伝えたりするような類の人間は、折に触れてこの事故を思い出して辛くなり、暗澹たる気持ちになるべきだ。 この事故について軽々しいことを言ってはいけないが、この事故

                                0318「神宮外苑の事故について」|qanta
                              • 塩田千春インタビュー。「美術を通して心は救われる」

                                十和田湖から着想された新作《水の記憶》──十和田市現代美術館で10日ほど制作に携わったと伺いました。来日してすぐに現場入りされたのでしょうか(取材実施は3月下旬)。 実家がある大阪に入ってまずは岸和田で2週間、隔離期間を過ごしました。私が住んでいるベルリンでは多くのアーティストが暮らしていて職業として成立しているのですが、ベルリンを離れるとアートに触れる機会が極端に減るため、隔離期間中は自分の職業が認められていないような感覚を味わいました。2週間経って十和田に来たら、ここには現代美術がとても根付いていると感じました。隔離期間があったことで、思いがけず現代美術の大切さを感じることができました。 ──新作《水の記憶》が生まれた経緯をお聞かせください。 十和田市現代美術館というと十和田湖のイメージがすごく強く、また私はこれまでにも船が好きで作品にも用いてきたので、十和田湖で使用されていた船があれ

                                  塩田千春インタビュー。「美術を通して心は救われる」
                                • 【特別公開「論点」国立西洋美術館抗議活動をめぐって】組織化された自律性 Autonomia Organizzata(松浦 寿夫)

                                  3月11日、国立西洋美術館で、参加アーティストらによる、イスラエルのパレスティナ侵攻への抗議が行われた。 特集展示「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?――国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」は会期を終えたが、議論はいまだ尽くされていない。 出展作家の一人でもある松浦寿夫さんによる批評「組織化された自律性 Autonomia Organizzata」(群像2024年6月号掲載)を特別公開する。 自律的だからこそ連繫できる 二人の女性が互いに手を取り、緊張した趣きを示しながらも、正面に視線を向けたまま沈黙を保ち歩き続ける。そして、決して広くはない国立西洋美術館地下ロビーを何度となく往復する。その場に偶然居合わせた人々からの遠巻きの視線に反応することもなく、彼女たちの視線は、どこか別の場所に向けられているかのようだ。二人の身につけた白い衣服には無数の赤

                                    【特別公開「論点」国立西洋美術館抗議活動をめぐって】組織化された自律性 Autonomia Organizzata(松浦 寿夫)
                                  • 山口晃が説く、「サンサシオン」の重要性。「いつも照り輝くのはサンサシオン」

                                    サンサシオンから敷衍(ふえん)すること ──本展では山口さんの作品とともに、セザンヌや雪舟、黒田清輝、浅井忠らの作品が展示されています。なかでもセザンヌは重要な存在だと思いますが、展覧会タイトルにある「サンサシオン」はセザンヌも使っていた言葉であり、フランス語です。日本語では「感覚」ですが、本展では、展覧会名に日本語ではない言語=フランス語をカタカナで使用されたことが重要なのではないかと私は感じているのですが、まず、その意図についてお話をお聞かせいただけますでしょうか? とくに「フランス語」を強く意識したわけではないんですが、言われてみるとそうですね。Artでも「美術」でもなく、アート。という感じのSensationでも「感覚」でもないサンサシオン。準じようとするほどズレてゆく如何ともし難い大陸との距離や誤読っぽいニュアンスがあって、結果的に本展に合っている気がします(笑)。近代洋画の「お

                                      山口晃が説く、「サンサシオン」の重要性。「いつも照り輝くのはサンサシオン」
                                    • 原美術館で最後の展覧会。「光―呼吸 時をすくう5人」展が開催へ

                                      原美術館で最後の展覧会。「光―呼吸 時をすくう5人」展が開催へ2021年1月での閉館を予定している原美術館が、その最後の展覧会である「光―呼吸 時をすくう5人」展を9月19日にスタートさせる。本展では、今井智己、城戸保、佐藤時啓の写真作品などに加え、同館のコレクションから佐藤雅晴のアニメーションとリー・キットのインスタレーションが展示される。会期は2021年1月11日まで。

                                        原美術館で最後の展覧会。「光―呼吸 時をすくう5人」展が開催へ
                                      • 多次元性新生児──古谷利裕の作品がゴミまたは糞であることの可能性|永瀬恭一 | 週末批評

                                        文:永瀬恭一 ゴミの居場所 わけのわからないものがある。少し見て、とりあえず異質であることは感じるのだが、それは、異質ではあるけれども美しい、のではない。とにかく異質なのであってその異質さはどこにも結びついていない。 素材はうすっぺらい紙で、切り口はまったく不器用に見え、技術的にとくに洗練されているとも思えない。しかしやけに入り組んでいて、一目では骨格をつかめない。折り紙のように、現実にある鶴や兜を模していたりもしない。言ってみれば抽象なのだけれども、では純粋に形式的な論理の展開だけでできているとも思えない。ここにはなにか、生理的で、感覚をざわつかせる、滑らかでないものがある。 わからない。なんどか見直してみて、繰り返し言うしかない。だけれども、僕はこの「わからなさ」に、たぶん、取り憑かれてしまっている。 わけのわからないもの、異質なものは、どこでどのように居場所を見つけられるのだろうか。

                                          多次元性新生児──古谷利裕の作品がゴミまたは糞であることの可能性|永瀬恭一 | 週末批評
                                        • 【連載】イザナギと呼ばれた時代の美術 #3:反戦運動から大阪万博へと至る統治のテクノロジー。密告と監視の“空気”はいかに醸成されたか(文:長谷川新)

                                          【連載】イザナギと呼ばれた時代の美術 #3:反戦運動から大阪万博へと至る統治のテクノロジー。密告と監視の“空気”はいかに醸成されたか(文:長谷川新) インディペンデントキュレーター、長谷川新による連載第3回。本連載は、1960〜70年代の「日本戦後美術」を、これまであまり光が当てられてこなかった「ベトナム戦争」を軸に辿り直すもの。ベトナム戦争を背景にした「イザナギ景気」に日本列島が沸いた時代の、新たな戦後美術史を立ち上げる。(不定期連載)

                                            【連載】イザナギと呼ばれた時代の美術 #3:反戦運動から大阪万博へと至る統治のテクノロジー。密告と監視の“空気”はいかに醸成されたか(文:長谷川新)
                                          • ARToVILLA

                                            ARToVILLAは、株式会社大丸松坂屋百貨店が運営しています。 © Daimaru Matsuzakaya Department Stores Co.Ltd. All Rights Reserved.

                                              ARToVILLA
                                            • キューブリックの映画『2001年宇宙の旅』テーマの展覧会が表参道・ジャイルで、宇宙閉じ込めた缶詰など

                                              展覧会「2021年宇宙の旅 モノリス_ウイルスとしての記憶、そしてニュー・ダーク・エイジの彼方へ」が、2021年2月19日(金)から4月25日(日)まで東京・表参道のジャイル・ギャラリー(GYRE GALLERY)にて開催される。 映画『2001年宇宙の旅』テーマの展覧会ピエール・ユイグ / 100万年王国 2001 映像6分「2021年宇宙の旅 モノリス_ウイルスとしての記憶、そしてニュー・ダーク・エイジの彼方へ」は、1968年に公開された、巨匠スタンリー・キューブリックが手掛けた映画『2001年宇宙の旅』をテーマにした展覧会。同作品は、人間と科学技術の関係や人類の進化を描いたSF映画で、今も尚、世界中の人から愛されている。 アニッシュ・カプーア / Syphone Mirror Kuro 2008 140 x 140 x 45 cm 樹脂、漆 / Synthetic wood, Jap

                                                キューブリックの映画『2001年宇宙の旅』テーマの展覧会が表参道・ジャイルで、宇宙閉じ込めた缶詰など
                                              • 塩田千春の新作をオンラインで楽しむ。ベルリンでの個展「I HOPE...」がVRで公開

                                                2019年、森美術館で130日間にわたって開催された「塩田千春展:魂がふるえる」によって66万6271人の入場者数(六本木ヒルズ展望台 東京シティビューとの共通チケット)を記録した塩田千春。その展示風景は多くの人の記憶に強く残っていることだろう。 そんな塩田の新作《I HOPE...》は、糸と手紙、そして舟によって構成されたインスタレーションだ。 巨大空間から垂れるのは、塩田を象徴する真っ赤な糸。この赤い糸には、世界中から送られた1万通もの手紙が吊り下げられた。赤い紙に印刷された手紙には様々な「希望」が書き留められているといい、新型コロナウイルスのパンデミックが続く世界において、希望を持つことの重要性を示す。

                                                  塩田千春の新作をオンラインで楽しむ。ベルリンでの個展「I HOPE...」がVRで公開
                                                • MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020 (国立新美術館) - gurinekosanの日記

                                                  本展は2018年に行われた「ジャポニズム2018:響き合う魂」の公式プログラムとしてフランス・パリにて開催され、大好評を博した【MANGA⇔TOKYO】展を元に、このたび「日本博」公式事業として再構築いたしました。パリから東京への凱旋展でもあります。 …らしいです(展覧会の「ごあいさつ」より抜粋)。 MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020|企画展|展覧会|国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO この展覧会がオリンピック便乗インバウンド需要当て込み企画なのは別に問題ではないんですよ。ですが、見所が『1/1000 巨大東京都市模型』しか無かったというのはどうなんですか。 一応、紹介されている作品毎に原画なり動画なりが数点、展示されてはいるのですが、アニメーション作品の原画や絵コンテ、背景美術に製作者キャプションは無いんですよ

                                                    MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020 (国立新美術館) - gurinekosanの日記
                                                  • 「LOUIS VUITTON&」展に見る、ルイ・ヴィトンとアーティストのコラボレーション史

                                                    ルイ・ヴィトンが2016年に麹町の特設会場で開催した大規模な展覧会「Volez, Voguez, Voyagez – Louis Vuitton(空へ、海へ、彼方へ──旅するルイ・ヴィトン)」展は、そのクリエイションの歴史を概観するものとして大きな注目を集めた。それから5年、原宿のjingで始まった「LOUIS VUITTON &」は、「旅するルイ・ヴィトン」展に匹敵する内容となった。 本展は、展覧会タイトルの「&」に象徴されるように、ルイ・ヴィトンとアーティストたちとのあいだで育まれてきたインスピレーションの歴史にフォーカスするもの。会場はそれぞれ異なる趣向でデザインされた10のスペースで構成されている。そのハイライトを紹介しよう。

                                                      「LOUIS VUITTON&」展に見る、ルイ・ヴィトンとアーティストのコラボレーション史
                                                    • イギリスの現代美術家ダミアン・ハースト(Damien Hirst)所有のギャラリー『Newport Street Gallery』へ - ロンドンのテムズでズンドコレボリューション

                                                      こんにちは、tomoeagle (Instagram)です。 今回のブログは、クソ食ってもアートでお馴染みコンテンポラリーアートを見にいくブログとなっております。 先週木曜日、ホルマリンおじさん事イギリスのコンテンポラリーアート作家Damien Hirstさんの作品を見に、ホルマリンおじさん事Damien Hirst所有のギャラリー『Newport Street Gallery』へ行ってきました。アートの地産地消状態ってこういうこと言うのか\(⌒ ͜ ⌒)/ Newport Street Gallery Newport St, London SE11 6AJ Damien Hirstのホルマリン漬けの牛とニワトリを見ながらビーフとチキン食べた時のブログ www.tomoeagle.com ここは木曜日は20時までやっているので、仕事が忙しいOLのみんなには朗報\(⌒ ͜ ⌒)/木曜の夜はO

                                                        イギリスの現代美術家ダミアン・ハースト(Damien Hirst)所有のギャラリー『Newport Street Gallery』へ - ロンドンのテムズでズンドコレボリューション
                                                      • デュシャンの巨大ポータルサイトが誕生。約2万点の関連資料や作品を公開

                                                        マン・レイが撮ったデュシャンのポートレート 1919頃Man Ray Trust/Adagp, Paris (C) Centre Pompidou, Mnam-Cci, Paris フィラデルフィア美術館、ポンピドゥー・センター、マルセル・デュシャン協会が、デュシャンのオンライン・リサーチ・ポータルサイトを共同で開設した。 このサイトは、フランスとアメリカの3機関による7年間のパートナーシップから生まれたもの。デュシャンの作品や人生、彼の個人的なネットワーク、そしてキュビスム、ダダ、シュルレアリスムなどの前衛芸術コミュニティとのつながりに関連する1万8000点以上の資料や作品を、約5万点のデジタル画像で網羅している。

                                                          デュシャンの巨大ポータルサイトが誕生。約2万点の関連資料や作品を公開
                                                        • YOSHITOMO NARA The Works - 奈良美智オンラインカタログレゾネ

                                                          © 2021–2024 一般財団法人奈良美智財団 All rights reserved. 本サイト上の画像その他一切の無断複写・転載・転用・改変・編集・加工・販売・公衆送信・リンク等の行為を固く禁じます。あらゆる作品・写真・テキストは、別段の表示がない限り、すべて奈良美智の著作権により保護されています。

                                                          • 「ドクメンタ15」レポート。本当に「キャンセルされるべき芸術祭」だったのか?

                                                            世界最大級の現代アートの祭典、ドクメンタドクメンタ(documenta)とは、ドイツ・ヘッセン州のカッセルで行われる大型芸術祭である。5年に一度しか開催されないため、ドクメンタへの訪問をずっと楽しみにしていたというアートファンは多いだろう。15回目となる今年、キュレーションをつとめたのはインドネシア・ジャカルタを拠点に活動するコレクティヴのルアンルパ(ruangrupa)。アジア系がキュレーターとして選出されたのは、1955年の発足以来、初めてのこと。筆者は、ドクメンタ15の開始からおよそ1か月が経った7月末にカッセルを訪れた。 「反ユダヤ主義」をめぐるスキャンダルの背景と現場の対応すでに多くのメディアが報じている通り、今回のドクメンタには「反ユダヤ主義(Antisemitism)」という大きな問題が指摘されていた。騒動発端は、2022年1月にまで遡る。ドイツの活動家グループ「反ユダヤ主義

                                                              「ドクメンタ15」レポート。本当に「キャンセルされるべき芸術祭」だったのか?
                                                            • 三島喜美代―未来への記憶 | 展覧会 | 練馬区立美術館

                                                              三島喜美代(1932-)は、絵画を出発点に現代美術家としての活動を1950年代にスタートさせました。60年代には新聞や雑誌などの印刷物をコラージュした作品やシルクスクリーンを用いた平面作品を制作していましたが、70年代に入ると表現媒体を一転、シルクスクリーンで印刷物を陶に転写して焼成する立体作品「割れる印刷物」を手掛け、大きな注目を集めます。日々発行され、膨大な情報をあふれさせる印刷物と、硬く安定しているかに見えながら、割れやすく脆い陶という素材を組み合わせることで、氾濫する情報に埋没する恐怖感や不安感が表現されました。しかし、大量の新聞や雑誌がすぐに消費されてゴミとなるように、情報からゴミへと三島の問題意識も次第に移っていき、空き缶や段ボールなど身近なゴミを題材に陶で再現した作品、産業廃棄物を高温で処理した溶融スラグを素材とする作品を発表しました。近年は、自ら集めた鉄くずや廃材を取り込ん

                                                              • アニッシュ・カプーア_奪われた自由への眼差し_監視社会の未来 | ART & GALLERY | GYRE

                                                                Anish Kapoor: Looking at the Deprived of Freedom—The Future of Surveillance Society Thursday, 23/11/2023 - Sunday, 28/1/2024 サーベイランスシステムがいつの間にか網の目のように街中に張り巡らされている。 目に見えない「監獄の誕生」が現前化し、現代社会において私達が統制され監視されていることに気づかされる。 目に見えない監視体制で、 監視される側が 芸術表現をどのように捉えていくのかということが、 今回のテーマである。 功利主義をとなえ「最大多数の最大幸福」をめざして刑務所を設計した イギリスの哲学者ジェレミー・ベンサムは、パノプティコン(一望監視)を構想した。 そして、ミシェル・フーコーは、 一望監視が滲透し「監視社会」によって まさに現代の「監獄の誕生」を予見したの

                                                                  アニッシュ・カプーア_奪われた自由への眼差し_監視社会の未来 | ART & GALLERY | GYRE
                                                                • [ARTIST IN FOCUS] 青柳菜摘:始まりの現象──「唯ブツ論⇄もの語り」の世界

                                                                  [ARTIST IN FOCUS] 青柳菜摘:始まりの現象──「唯ブツ論⇄もの語り」の世界 詩や映像制作など、メディアを横断して活動するアーティスト、青柳菜摘。2022年の9月から12月にかけて、青森県十和田市のまちなか6ヶ所で映像インスタレーションを展示。青柳作品を見続ける松井茂が、実際にそれらの会場を回り、本人との対話を経て、その作品世界を論じる。 取材・文=松井茂(詩人、情報科学芸術大学院大学[IAMAS]准教授) 東京都内の公園にて 撮影=トヤマタクロウ 物憂げで朴訥な声が語り始める。 中国に宋という王朝が あったとき、 まだ海の大きさは 今ほど想像しやすいものでは ありませんでした。 (青柳菜摘《望船》より) この語り方、ゴールを設定しているようには思えない。どこか不気味で即物的だ。青柳菜摘の作品を知る人にとっては、いつもの語りが始まったという印象を持つだろう。結論に向かってとめ

                                                                    [ARTIST IN FOCUS] 青柳菜摘:始まりの現象──「唯ブツ論⇄もの語り」の世界
                                                                  • 泡のように離合集散、「密」だった平成の現代美術 椹木野衣さんに聞く『平成美術』|じんぶん堂

                                                                    記事:じんぶん堂企画室 「平成美術」についてインタビューにこたえる椹木野衣さん 書籍情報はこちら 災害、集合的活動に焦点を当てると、見えるものがあるのでは ――展覧会「平成美術」のコンセプトを教えてください。 美術は西洋美術史が基盤なので、1980年代、1990年代というように、西暦を10年単位で区切って推移を見ることが慣習化しています。平成という別の尺度を当てると、別の見え方がするのではないかと考えたのがおおもとにあります。 日本列島は四つのプレートが接する上にあり、大きな火山噴火や地震を繰り返し、台風が頻繁に襲い、不安定な気候で飢饉も起きる。そうした災害を昔から繰り返してきました。戦後は日本が災害列島であることが見えにくかったけれど、それがはっきりと分かるようになったのが平成の30年間でした。そこで平成美術を振り返る時、災害を中心に考えてみました。 展覧会「平成美術」で。手前はテレビモ

                                                                      泡のように離合集散、「密」だった平成の現代美術 椹木野衣さんに聞く『平成美術』|じんぶん堂
                                                                    • 【インタビュー】山口晃:“やむに止まれぬ”日本を描く | Numero TOKYO

                                                                      【1】、【2】『日本橋南詰盛況乃圖(にほんばしみなみづめせいきょうのず)』(全図および部分図)2021-2023年 作家蔵 東京メトロ銀座線・日本橋駅構内に2021年に設置された大型ステンドグラス作品の原画。木造の日本橋に首都高速道路、高層ビル群など、異なる時空を混在させながら、商業の街・日本橋の街並みを約3年かけて描き上げた。 ©YAMAGUCHI Akira, Courtesy of Mizuma Art Gallery 山口晃インタビュー 当代“絵描き魂”の現在地 展覧会の準備も“ここへきて”待ったなしの7月下旬。雪舟&セザンヌとの対峙を控え、山口晃は何を思うのか。“日本の美術”問題、作風の由来、表現の原点が語られる。 初披露の大作に込めたもの ──今回の展示では話題を呼んだ大作が初披露される予定ですが、開幕1カ月前となる現在も制作を続けていると伺いました。 「はい、ギリギリまで手を

                                                                        【インタビュー】山口晃:“やむに止まれぬ”日本を描く | Numero TOKYO
                                                                      • 陶芸家 西 隆行 | NISHI TAKAYUKI

                                                                        陶芸家西隆行の公式ホームページ。経歴、展覧会、個展情報などを掲載しています。作品写真もあります。

                                                                          陶芸家 西 隆行 | NISHI TAKAYUKI
                                                                        • アジア最大級の現代美術館「M+」の建物が竣工。開館は21年末を予定

                                                                          ビクトリア・ハーバーから眺めた「M+」の外観 Photo: Virgile Simon Bertrand (C) Virgile Simon Bertrand Courtesy of Herzog & de Meuron 2017年の開館を予定していたものの、幾度も開館を延期してきたアジア最大級のヴィジュアル・カルチャー博物館「M+」。その建物がついに竣工し、今年の年末に開館することが発表された。 香港の西九龍文化区、ビクトリア・ハーバーのウォーターフロントに位置する同館は、20世紀から21世紀にかけてのヴィジュアル・アート、デザイン、建築、映像、香港のヴィジュアル・カルチャーの収集・展示を目的とした博物館。建築設計は、プリツカー賞の受賞建築家ユニットであるヘルツォーク&ド・ムーロンと、TFPファレルズ、アラップが共同で担当した。

                                                                            アジア最大級の現代美術館「M+」の建物が竣工。開館は21年末を予定
                                                                          • 目の前で対峙する数々のドキュメンタリー。銀座メゾンエルメスフォーラムで崔在銀が実践する「新たな生」とは何か

                                                                            目の前で対峙する数々のドキュメンタリー。銀座メゾンエルメスフォーラムで崔在銀が実践する「新たな生」とは何かエルメス財団によるアートにおけるエコロジーの実践を問う展覧会「エコロジー:循環をめぐるダイアローグ」のダイアローグ1として、「『新たな生』 崔在銀」展が銀座メゾンエルメスフォーラムで開幕した。会期は2024年1月28日まで。 文・撮影=三澤麦(ウェブ版「美術手帖」編集部) エルメス財団によるアートにおけるエコロジーの実践を問う展覧会「エコロジー:循環をめぐるダイアローグ」が東京・銀座の銀座メゾンエルメスフォーラムで開幕した。ダイアローグ1として2024年1月28日まで開催されているのは、作家・崔在銀(チェ・ジェウン)による「『新たな生』 崔在銀」展だ。 崔在銀は1953年韓国・ソウル生まれ。環境や自然との対話を継続してきた作家のひとりだ。76年の来日をきっかけに生け花と出会い 、草月流

                                                                              目の前で対峙する数々のドキュメンタリー。銀座メゾンエルメスフォーラムで崔在銀が実践する「新たな生」とは何か
                                                                            • 「岐阜に来て初めてカップが売れたとき、本当の意味で自己を肯定できました」──東金 聖が美濃焼でつくる対極の世界【伝統を革新する表現者 Vol.1】

                                                                              「岐阜に来て初めてカップが売れたとき、本当の意味で自己を肯定できました」──東金 聖が美濃焼でつくる対極の世界【伝統を革新する表現者 Vol.1】 美濃焼、九谷焼、盆栽、木彫刻……。日本の風土が、年月とともに育んできた素材を慈しみ、伝統工芸の技を継承しながらも、自由で新しい“世界”をつくる。そんな5人の表現者たちが起こす、しなやかな革新とは? 第一弾は、美濃焼のポテンシャルを極限まで高めるアーティスト東金 聖。彼女が「飽きずに面白がって」制作を続けられる理由とは?

                                                                                「岐阜に来て初めてカップが売れたとき、本当の意味で自己を肯定できました」──東金 聖が美濃焼でつくる対極の世界【伝統を革新する表現者 Vol.1】
                                                                              • アーティゾン美術館

                                                                                  アーティゾン美術館
                                                                                • 「幻想の銀河 山本 基×土屋仁応」(THE GINZA SPACE) - gurinekosanの日記

                                                                                  床に塩で線を描くインスタレーション作品を制作する山本基氏と、仏教美術の技法を応用した動物の彫刻を制作する土屋仁応氏によるコラボレーション展示。 鏡を敷き詰めた床に塩で描かれた星雲自体も美しいのですが、そこに鹿の群れが佇んでいる様子は、本当に幻想的で、最初から構想されていた構図のように見えますが、実はお二人は互いの面識が無く、ザ・ギンザスペースが引き合わせたそうです。 山本氏の提案により床面を見下ろす見晴台が設置されており、星雲を俯瞰する鑑賞もできるようになっていました。 星雲には分け入って近づくことができないのですが、群れから距離を置いて凛として立つ鹿も制作されており、鹿の細部の美しさも観ることができました。 星雲の天上には、土屋氏による『月』が、群れを見下ろすように飾られており、空間がより立体的に構成されていました。精緻に築かれた空間に身を置く贅沢を久しぶりに味わった、という感覚です。

                                                                                    「幻想の銀河 山本 基×土屋仁応」(THE GINZA SPACE) - gurinekosanの日記

                                                                                  新着記事