高校の卒業式シーズンを迎えて、岩手県の三陸鉄道の久慈駅には通学で鉄道を利用してもらったことへの感謝の思いを伝えるメッセージボードが登場しました。 久慈駅はＮＨＫの連続テレビ小説「あまちゃん」で『北三陸駅』として、たびたび登場しました。 駒木さんは「卒業生たちにスマートフォンなどでボードを撮影してもらって記念になればうれしい。『あまちゃん』の駅から通学した思い出を胸に、都会などに出ても頑張ってもらいたい」と話していました。 メッセージボードは、東日本大震災が起きた日と同じ今月１１日まで設置されるということです。

滝沢市下鵜飼のビッグルーフ滝沢で２５日、マルシェイベント「ナチュラルテラスウインター」が開かれた。県内の個人事業者を中心に２２ブースが出展。自然栽培の野菜や無添加食品など、体に優しい自然志向の品々が並び、多くの市民でにぎわった。 全文を読む 月例研究会300回迎える　国際啄木学会盛岡支部　記念講演会を開催　池田会長「若者の協力得て継続を」 2023-12-25 今年、月例研究会が３００回を迎えたことから、国際啄木学会盛岡支部（山田武秋支部長、会員約３０人）は２３日、盛岡市盛岡駅西通のアイーナで記念講演会を開いた。対面とオンラインで約７０人が参加。同学会の池田功会長と、日本近代文学会の塩浦彰さんが講師となり、啄木研究について講演した。 全文を読む 実技は小中男女とも全国平均上回る　本県の体力・運動能力等　肥満傾向は高く、依然課題に　スマホなど見る「スクリーンタイム」は上昇 2023-12-2

Tweet 第三セクターのＩＧＲいわて銀河鉄道（菊池秀一社長）は雪による車両不具合のため、運休や遅れなどダイヤの乱れが続いている。所有車両の大半でトラブルが発生した上、青い森鉄道との列車の共同運用がなくなったことで、車両不足に陥った。相次ぐ運休に乗客から不満の声が上がり、抜本的対策と早期復旧が求められている。 ＩＧＲによると、２４日から２９日までの間、雪による車両不具合で上下計１６本が運休や区間運休し、乗客約２１００人の足が乱れた。 不具合は、走行中の列車が舞い上げた雪が車両床下の電子機器を収めた箱に入り、凍結。電子機器の熱などで解けた氷の水滴が機器に絶縁不良を起こし、異常を知らせるランプが点灯した。 ＩＧＲの保有車両は７編成（１編成２両）。通常ダイヤは６編成が必要なところ、故障の点検などで現在は５編成で運行している。 一度不具合が生じた車両は再発する可能性があるものの、ダイヤ維持のために

次世代型路面電車の導入探る　「ＬＲＴを走らせ隊」盛岡 盛岡市内に次世代型路面電車（ＬＲＴ）の導入を求めている市民団体「盛岡にＬＲＴを走らせ隊」は２月１３日、盛岡市大通のリリオで公開討論会「オメはんどバンゲまで生討論」を開く。 　岩手県立大との共催。岩手大工学部の南正昭教授を助言者に、走らせ隊のメンバーら４人が街づくりで期待されるＬＲＴの役割などについて意見を交わす。 　ＬＲＴは超低床、低騒音が特徴で２００６年４月、ＪＲの廃線を活用した路線が富山市で開業した。鹿児島市や松山市の路面電車でも導入されている。 　走らせ隊の戸舘弘幸代表は「ＬＲＴを含め、将来の地域交通の在り方を市民みんなで考えたい」と話している。午後１時半から午後５時まで。入場無料。連絡先は戸舘代表０９０（４０４５）８７７１。

三陸鉄道（山口和彦社長）は二十二日、同社が募集している駅の命名権（ネーミングライツ）導入で、宮古駅のネーミングライツパートナーに盛岡市の住宅建築会社シリウス（佐藤幸夫代表取締役）が決まったと発表した。同社の取り扱うブランド名を冠した「アイフルホーム宮古駅」の看板を二十七日から同駅に掲げる。 看板は縦７５センチ、横５メートルを予定。年間契約料（税抜き）は三十万円で、契約期間は一年間。シリウスの佐藤代表取締役は「三陸鉄道の維持発展を応援し、地元経済の活性化に一層役立ちたい」としている。 三陸鉄道は収益アップ策として久慈、宮古、釜石、盛の四駅でネーミングライツを募集。山口社長は「手を挙げていただき感謝したい。他駅でも引き続きパートナーを募集しているほか、さまざまな収益策を考えていきたい」と語る。

盛岡市の玉山区下田と土渕の２地区で持ち上がっている鉄道の新駅構想が宙に浮いている。両構想は、市の将来的な交通計画を示した市総合交通計画に盛り込まれ、下田地区は２００６年の旧玉山村との合併時の新市建設計画に位置付けられている事業だが、具体的計画は進んでいない。新駅設置の事業費は自治体負担が基本で、財政難の市は慎重姿勢。地元要望は熱いものの、費用対効果の検証など課題は多い。 下田地区の新駅は玉山総合事務所などの玉山区中心部に近く、ＩＧＲいわて銀河鉄道渋民駅と同好摩駅間を想定している。 同地区周辺は、土地区画整理事業を行っており、今年２月に工事が完了。しかし、宅地分譲は足踏み状態だ。施行者の玉山村渋民土地区画整理組合が販売している宅地４０区画のうち、２６区画が残っている。 同組合の岩崎憲悦事務局長は「商業施設や学校もあり、駅ができるとなればイメージが変わる」と、宅地分譲を促進する側面からも計画の

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