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指紋や静脈など体の特徴で個人を識別する「生体認証」の活用が広がる中、大手金融グループが、カードや... 指紋や静脈など体の特徴で個人を識別する「生体認証」の活用が広がる中、大手金融グループが、カードや現金を持ち歩かなくても、カメラに顔を向ければ支払いができるいわば“顔パス”のシステムの実用化に向けて、実証実験を始めました。 食堂に設置された機械で、メニューを選ぶボタンを押すと、備え付けのカメラが顔を撮影し、事前に登録された顔のデータと一致すれば、代金が給与から天引きされる仕組みです。 金融機関の間では、指紋や手の静脈の形を示せば、口座の開設や支払いができるサービスが広がっていますが、今回のシステムについて、大手金融グループは、識別のスピードが早く、なりすましがより難しいとしていて、システムの使い勝手や安全性の面でも、競争が激しくなっています。 今回の実験は、1400人の社員が参加して2か月間行い、認証の精度などに問題がないかを確認したうえで、来年度中の実用化を目指すことにしています。 三井住
2016/12/13 リンク