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肺炎や脳炎などを起こして、命の危険もある「はしか」(麻疹)の患者の報告が急増しています。ワクチン... 肺炎や脳炎などを起こして、命の危険もある「はしか」(麻疹)の患者の報告が急増しています。ワクチンを接種していないなど免疫がなければ、感染した人と同じ空間にいるだけでうつってしまう「はしか」。今年に入ってからの感染者は、これまでに60人近くと多くの人が移動した夏休みに空港やコンサート会場などを中心に感染が広がっています。関西空港では、これまでに従業員26人が「はしか」と診断されたほか、千葉市の幕張メッセで開かれたコンサートや東京・立川市で行われたアニメ関係のイベントに「はしか」の患者が参加していたことが分かり、感染の広がりが懸念されています。「はしか」とは、どういう病気なのか。感染を防ぐために、私たちはどうしたらいいでしょうか。 まず、発熱や咳、鼻水などの軽いかぜのような症状がみられたあと、39度以上の高熱が出て、顔や体に発疹が現れます。患者の3割が、合併症を起こすとされ、多いのは肺炎や中耳
2016/09/02 リンク