鉄の５倍強度の次世代素材「セルロースナノファイバー」 | NHKニュース

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鉄の５倍強度の次世代素材「セルロースナノファイバー」 | NHKニュース

地球温暖化対策に向けて、環境省は植物から製造され、鉄の５倍の強度を持つとされる「セルロースナノフ... 地球温暖化対策に向けて、環境省は植物から製造され、鉄の５倍の強度を持つとされる「セルロースナノファイバー」と呼ばれる次世代の素材を開発する実証事業を来年度から始める方針を固めました。この素材は木材や稲わらなどから特殊な技術で繊維を取り出したもので、樹脂と混ぜて固めると植物の細かい繊維が複雑に絡み合っているため、鉄の５倍の強度を持ちながら重さが鉄の５分の１程度と軽いのが特長です。環境省は、この素材を自動車の部品や住宅の建材などでの利用を検討しています。製造に伴って温室効果ガスを排出する鉄などの金属を使わないことと、軽量化による燃費の改善が図られることなどで環境省は地球温暖化対策につながると期待しています。また、研究が進めば、間伐材や廃材のほか焼酎やジュースの搾りかすなど、植物由来の廃棄物を再利用できる可能性もあるということです。環境省は来年度予算案の概算要求に３８億円を盛り込み、来年度

nanoha3 id:trashcan セルロースナノファイバーが強度5倍・重量1/5に対してカーボンファイバーが強度10倍・重量1/4なので、現行のカーボンの方が素材としては良いかと(値札から目をそらしながら)。

2015/08/20 リンク

Gelsy なんで環境省が、税金使って開発せにゃならんのだ。本当に見込みのある材料なら自動車メーカーなり民間が独自にやってるだろ。

技術

augsUK 経産省でも文科省でもなく環境省か。CNFはすでに大きな研究会あるくらいには民間でも研究進んでるし、一方で自動車に使えるほどに耐水性をクリアできるのだろうか？結局ものすごく硬い紙だからなあ。

bloglider セルロースナノファイバーって名前だけど、つまりは樹脂で固めるって植物の繊維を使用した繊維強化プラスチックでしょ。あんまり次世代感は無いような印象

Harnoncourt 樹脂で補強した紙のようなもの。ケブラーの代替を狙ってるっぽい／環境省主導というのが突っ込みどころ。耐候性・耐燃性がポイントでしょうね。樹脂が劣化しそうです。

kz78 NHKさんにおきましては「鋼鉄の５倍の強度」と「鉄の５倍の強度」では全然意味が違うことを理解していただきたく…。

tdam こういう表示の強度は「重量あたりの」強度だから、いくら高くても密度が低い(セルロース1.5・鉄7.9)ので、一般的な構造材料向けではないはず。有望だがコンポジット化必須だし、原料を選ばないわけないし…。

el-condor 加工がカーボンファイバーより容易なら有望なんだろうけど、どうなんだろうか。先行きが気になるところ。

material

2015/08/21 リンク

shinjukukumin そのまま構造材として使うにはまだまだ課題が多いだろうが、補強剤として練り込むのはすぐできそうな気がする。食べても問題ないっつってのびないラーメンとか煮崩れないワンタン作ってるのはワロタ。

dynamicsoar ブコメ（に限らず？）、鉄と鋼、強度と比強度、という基本的なポイントが共有されてなくて混乱が起きてる感あるな…はまだいいけど報道側はわかっていて欲しいよなぁ

tweakk “木材や稲わらなどから特殊な技術で繊維を取り出したもので、樹脂と混ぜて固めると植物の細かい繊維が複雑に絡み合っているため、鉄の５倍の強度を持ちながら重さが鉄の５分の１程度と軽いのが特長”

shoot_c_na カーボンファイバーより安価になるだろうけど、たぶんエポキシ樹脂で固めてるうちは劣化が早いのは変わらんだろなぁ。

テクノロジー

blueboy 生分解プラスティックカードは、10年足らずでぼろぼろになる。　→　http://airvariable.asablo.jp/blog/2011/02/05/5665405 　http://lastline.hatenablog.com/entry/2015/01/24/025127　　10年足らずでぼろぼろになって崩壊する家かな。名称：安藤建築。