“背面飛行” 警報が次々と作動　NHKニュース

“背面飛行” 警報が次々と作動　NHKニュース

全日空機がパイロットの誤った操作で背面に近い異常な姿勢になり急降下したトラブルで、パイロットが間...概要を表示 全日空機がパイロットの誤った操作で背面に近い異常な姿勢になり急降下したトラブルで、パイロットが間違いに気付いたのはおよそ１５秒後で、危険を知らせる警報が次々と作動するなか、ようやく姿勢を元に戻していたことが、国の運輸安全委員会の調査で分かりました。 このトラブルは、去年９月、紀伊半島沖の上空で、全日空のボーイング７３７型機が背面に近い異常な姿勢になり急降下したもので、国の運輸安全委員会が中間報告をまとめました。 トラブルは、副操縦士が別のスイッチと勘違いして、機体の姿勢を制御するスイッチを操作したため起きましたが、操縦かんが不自然に動くなど兆候があったのに間違いに気付くまで、およそ１５秒かかったということです。 その後、およそ３０秒間、副操縦士が１人で操縦するなか、異常な傾きを知らせる警報や墜落の危険を知らせる失速警報、さらに急降下して危険な速度に近づいていることを知らせる警報が次々と作動