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北朝鮮の核実験について、専門家からは「爆発の規模や技術力から見て、本当に水爆実験なのか疑わしい」... 北朝鮮の核実験について、専門家からは「爆発の規模や技術力から見て、本当に水爆実験なのか疑わしい」との疑問の声が相次いだ。 水爆の開発には極めて高度な技術が必要で、今回使われたのは、水爆の前段階とも言われる「ブースト型(強化型)原爆」の可能性もあるという。 原爆がウランやプルトニウムの核分裂反応のエネルギーを利用するのに対し、水爆は水素の同位体である重水素や三重水素(トリチウム)の核融合エネルギーを使い、原爆より大きな破壊力を持つ。水爆の開発は、スーパーコンピューターによる計算が必要なほどの高度な技術とされる。 寺井隆幸・東京大教授(核融合工学)は、「原爆はウランやプルトニウムを爆薬で近づければ核分裂反応が起こるため、単純な原理だ。だが、水爆は1億度以上の高温で核融合反応させなければならず、簡単ではない」と指摘する。
2016/01/07 リンク