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東京電力福島第一原発事故の発生時、原発から約4・5キロ離れた福島県大熊町の避難所に設置した放射線... 東京電力福島第一原発事故の発生時、原発から約4・5キロ離れた福島県大熊町の避難所に設置した放射線測定器のデータを、県が記録せず、消去していたことがわかった。 県は「データに目立った変化がなかったため、消去した。データの整理が不十分だったかもしれない」としている。 県によると、震災発生翌日の2011年3月12日午前5時頃、東電社員に同行を求め、多くの住民が避難していた町立大熊中学校に可搬型の測定器を設置。機器は燃料による発電式で、同日昼頃まで測定した。 同年9月頃、別の作業で機器を使うため職員がデータを確認した際、当時の放射線量に大きな変化はなかった。しかし、保存されたデータが取り出せなかったため、数値を記録せずに別の測定に使い、データを上書きしたという。県原子力安全対策課は「データを記録できれば良かったが、当時は様々な調査に追われていた」としている。
2013/03/10 リンク