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作家・江戸川乱歩(1894~1965年)の戦前の代表作の一つで、名探偵の明智小五郎と怪盗アルセー... 作家・江戸川乱歩(1894~1965年)の戦前の代表作の一つで、名探偵の明智小五郎と怪盗アルセーヌ・ルパンが対決する「黄金仮面」の完全原稿453枚が見つかった。 戦前に書かれた乱歩作品の直筆原稿がまとまった形で発見されるのは極めて珍しい。単行本などと違うオリジナルの表現も見られ、書き急いだような筆跡からは、多数の連載を抱えた人気作家・乱歩の息づかいがうかがえる。 「黄金仮面」は1930年9月から31年10月、2回の休載を挟んで、全12回が講談社の大衆総合誌「キング」に連載された。乱歩が多くの連載を抱えていた時代の娯楽作で、ニヤリと笑う黄金仮面のイメージは、乱歩人気を決定づけた。乱歩自身は後の自作解説で「私の長篇小説の中でも、最も不健全性の少ない、明かるい作」と振り返っている。 生原稿は1986年に講談社から外部へ貸し出されたが、返却後は行方不明になっていた。95年に死去した講談社の元編集者
2013/08/14 リンク