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東芝が、不適切会計問題による業績悪化を受けた経営立て直し策として、苦戦していたパソコン事業を切り... 東芝が、不適切会計問題による業績悪化を受けた経営立て直し策として、苦戦していたパソコン事業を切り離し、富士通と合弁会社を設立する方向で交渉に入ったことが3日、わかった。 成長が見込める法人向けパソコンを強化し、タブレット端末の普及などで競争が厳しいパソコン市場で生き残りを図る。ただ、東芝は海外メーカーなどとの提携も同時に模索しているとみられ、結論は年明けに持ち越される可能性がある。 両社がパソコン部門を統合すれば、国内のシェア(市場占有率)は2014年の出荷台数ベースで30%を超え、NECレノボを抜いて1位となる。世界的には、統合しても順位は7位にとどまるが、両社はともに企業向けに注力しており、部品の共同調達によるコスト削減などで競争力の強化が図れると判断した模様だ。
2015/12/04 リンク