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関東大震災が発生した一九二三(大正十二)年九月、藤岡市で流言によって朝鮮人十七人が虐殺された「藤... 関東大震災が発生した一九二三(大正十二)年九月、藤岡市で流言によって朝鮮人十七人が虐殺された「藤岡事件」から今年は九十年の節目。現場近くで慰霊碑が立つ同市藤岡の成道(じょうどう)寺などで十四日、追悼行事があった。韓国や北朝鮮との関係が悪化している今、参列者はあらためて差別の愚かさをかみしめた。 (菅原洋) 事件は九月五、六日、震災の混乱で「朝鮮人が井戸に毒を入れた」などのデマが飛び交う中で発生。旧新町(現高崎市)の土木業者が、従業員らの朝鮮人十七人を旧藤岡署に収容させた。 住民は「警察が朝鮮人をかばっている」と暴徒化。約二千人が日本刀や猟銃などを持って署内へなだれ込み、無抵抗で抱き合い、命乞いする朝鮮人を針金で縛り上げるなど暴行した。遺体にまで危害を加え、警察の現場検証で血に染まった肉塊が確認されたという。
2013/09/16 リンク