米軍政下のボクシング人気　島民、困窮忘れ熱狂　奄美復帰６０年 [鹿児島県] - 西日本新聞

米軍政下のボクシング人気　島民、困窮忘れ熱狂　奄美復帰６０年 [鹿児島県] - 西日本新聞

米軍政下のボクシング人気　島民、困窮忘れ熱狂　奄美復帰６０年 [鹿児島県] 2013年12月25日（最終更新...概要を表示 米軍政下のボクシング人気　島民、困窮忘れ熱狂　奄美復帰６０年 [鹿児島県] 2013年12月25日（最終更新　2013年12月25日 00時07分） ファイティングポーズを取る軍政下の奄美のバンタム級チャンピオン吉見憲治さん写真を見る「この辺りだった」とボクシング練習場の跡地を指さす栄さん＝鹿児島県奄美市名瀬末広町写真を見る 戦後８年間、米軍政下に置かれた鹿児島県・奄美群島。本土への渡航は原則禁止され、島民生活は困窮を極めたが、そんな中、奄美市内ではボクシングが娯楽として人気を集め、島民は毎月のように校庭などでの興行に熱狂した。学費を稼ぐためにボクサーになり卒業した高校生もいた。　米軍政府は柔剣道などの武道は軍国主義につながるとして禁止。代わりにボクシングや野球を奨励した。日本から分離されて２年後の１９４８年に奄美市に奄美拳闘クラブが結成された。フライ級～ミドル級の５階級、腕に覚えのある兵