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東日本大震災の余波は、全国の温泉にも及んでいる。震災後、急に温泉が噴き出したり、逆に今まで出てい... 東日本大震災の余波は、全国の温泉にも及んでいる。震災後、急に温泉が噴き出したり、逆に今まで出ていた湯が止まったり、といった報告が出ている。 湯が出ない温泉地では観光客の足が遠のき、経営に大きな支障が出始めた。原因は地震による地殻変動の可能性が高いが、本格的な解明はこれからだ。 箱根の温泉地では湯量2割増、温度も上昇 山梨県甲府市内の、かつて公衆浴場として使われていた民家の庭で、震災後に突如地中から湯が出てきた。近隣や道路に流れ出したため、県に苦情が寄せられたという。山梨県の大気水質保全課に聞くと、「わき水」の温度を測ったところ27度あり、温泉法で「温泉」と定義される25度を上回った。以前に営業していた公衆浴場では、自噴していた湯を利用していたようで、一度枯れた源泉が地震の影響で「復活」したかもしれない。 同課で山梨県内の温泉施設を調査したところ、「湯が濁った」「出なくなった」との報告を数件
2011/05/22 リンク