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外信報道に接する際、時に不快な気分になることがあります。自分がすると「ロマンス」で、他人がすれば... 外信報道に接する際、時に不快な気分になることがあります。自分がすると「ロマンス」で、他人がすれば「不倫」というのと同じようなものでしょう。 14日付の英国紙「フィナンシャル・タイムズ」は、「沈没する感覚」という見出しの記事を掲載しました。この記事は「韓国が抱える外債は総額で4000億ドル(約40兆円)に達し、短期外債(満期が1年以内)は1756億ドル(約17兆5000億円)に達するが、外貨準備は2400億ドル(約24兆円)にすぎない」と指摘し、金融危機の可能性を警告したのです。 新聞のほぼ1面を割いた長文の記事ですが、あまりにも誇張が過ぎるとの印象はぬぐえません。例えばポスコは最近、大宇造船海洋の買収に使用するため10億ドル(約1000億円)の債券を発行したのですが、これについても「外貨不足が原因」と勝手に解釈するなど、事実誤認が甚だしい内容だったからです。 「ザ・タイムズ」も9月1
2008/10/16 リンク