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生見尾踏切。斎藤さんは写真奥から手前に向かったが、間に合わなかった=横浜市鶴見区歩道橋から見た生... 生見尾踏切。斎藤さんは写真奥から手前に向かったが、間に合わなかった=横浜市鶴見区歩道橋から見た生見尾踏切。斎藤さんは右から4本目の線路ではねられた=横浜市鶴見区事故現場のイメージ 【柏樹利弘、竹野内崇宏】横浜市鶴見区のJR生見尾(うみお)踏切で8月23日、杖をついたお年寄りの男性が渡りきれずに列車にはねられ、亡くなった。JRの三つの路線を渡る全長41・5メートルの長い踏切。現場を歩き、夫婦で買い物に行く日常の中で起きた事故の背景を探った。 ■脇の歩道橋は「階段が大変」 事故が起きたのは午後6時50分ごろ。斎藤庄一さん(88)は妻(83)と一緒に、生麦駅近くのスーパーに果物を買いに自宅を出て、踏切にさしかかった。中央部の待避場所まで22メートル。横須賀線、京浜東北線の計4本の線路があり、斎藤さんは最後の1本の京浜東北線の列車に、妻の間近ではねられた。 翌24日に現場を訪ねた。遮断機が上
2013/09/07 リンク