宮崎―神戸間のカーフェリー維持へ　官民出資で新会社：朝日新聞デジタル

宮崎―神戸間のカーフェリー維持へ　官民出資で新会社：朝日新聞デジタル

宮崎カーフェリー（宮崎市、黒木政典社長）が運航する宮崎―神戸航路を維持するため、宮崎県の官民や政府...概要を表示 宮崎カーフェリー（宮崎市、黒木政典社長）が運航する宮崎―神戸航路を維持するため、宮崎県の官民や政府系ファンドが出資して新会社をつくることが１９日、わかった。関連会社とともに多額の負債を抱えており、従業員を新会社に移行して事業を続け、フェリーも新造するという。 支援対象は宮崎カーフェリーと、黒木社長が株主で同社にフェリー２隻を貸す宮崎船舶（宮崎市）。東京商工リサーチによると、２０１７年３月の負債額は宮崎カーフェリーが約１５億円、宮崎船舶は約７３億円。水面下で政府系ファンド「地域経済活性化支援機構」（東京）に支援を求めていた。 関係者によると、県や同機構、県内企業などが出資して新しい運営会社をつくり、地元の金融機関が融資することが計画の柱となる見通しだ。一方、宮崎カーフェリーなど現在の２社は事業を新会社に譲渡した後、清算される方向。 官民による支援の背景には…