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約14年間、在留資格のないまま日本で暮らしているイラン人の女子高校生(16)が6日、法務省に在留... 約14年間、在留資格のないまま日本で暮らしているイラン人の女子高校生(16)が6日、法務省に在留特別許可を求めるための署名活動を行った。東京都荒川区の商店街での訴えには同級生も駆けつけた。 2歳で来日した女子生徒は、2007年に超過滞在で入管の摘発を受けて以来約8年間、母親とともに在留資格のないまま支援を受けて生活している。就労や社会保障も制限された生活だ。14年冬、法務省から「娘だけなら在留資格を与える」と伝えられた。2人は悩んだ末に、親子一緒に在留を認めてほしいと望んでいる。 生徒は「これからも日本で暮らし、いつか母に恩返しがしたい。在留資格を得るために力を貸してください」と声に力を込めた。同区の桑野貴代さん(61)は「かわいそうよ。一緒に暮らさせてあげたい」と話し、署名に応じていた。(鬼室黎)
2016/01/07 リンク