注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
性犯罪の厳罰化を議論してきた国の有識者会議は6日、報告書をまとめた。強姦(ごうかん)罪などを「被... 性犯罪の厳罰化を議論してきた国の有識者会議は6日、報告書をまとめた。強姦(ごうかん)罪などを「被害者の人格や尊厳を著しく侵害する犯罪」と位置づけたうえで、同罪の法定刑の下限を引き上げ、被害者の告訴がなくても罪に問えるようにするべきだとの意見が多数を占めた。法務省はこの報告書を踏まえ、刑法改正が必要かどうかの検討に入る。 会議は「性犯罪の罰則に関する検討会」(座長=山口厚・早稲田大教授)。昨年10月から議論を始め、性犯罪の被害者からも聞き取りを行うなどして、性犯罪をめぐる10項目のテーマについて意見をまとめた。 刑法では、強姦罪の法定刑は「懲役3年以上」で、「懲役5年以上」の強盗罪より軽い。こうしたことから、強姦罪の刑をより重くすべきかを議論した。委員の多くは、強姦致死傷罪(無期または懲役5年以上)とともに下限の引き上げを支持した。 強姦罪と強制わいせつ罪は、被… この記事は有料会員記事です
2015/08/07 リンク