中国船長を沖縄沖で逮捕　検査拒んだ容疑、サンゴ密漁か：朝日新聞デジタル

中国船長を沖縄沖で逮捕　検査拒んだ容疑、サンゴ密漁か：朝日新聞デジタル

海上保安庁は２７日、沖縄県沖の日本の排他的経済水域（ＥＥＺ）内で海保の立ち入り検査を拒否したとし...概要を表示 海上保安庁は２７日、沖縄県沖の日本の排他的経済水域（ＥＥＺ）内で海保の立ち入り検査を拒否したとして、中国漁船（１１人乗り）の船長、庄勇容疑者（３０）を漁業主権法違反の疑いで現行犯逮捕し、発表した。　那覇海上保安部によると、２７日午後１時ごろ、沖縄県喜屋武（きゃん）岬の南東約１１０キロで、巡視船からの停船命令を拒否した疑いがある。漁船は逃走し、約４時間半後、約６０キロ離れたところで海上保安官が乗り移って停船させ、庄容疑者を逮捕した。　漁船は小笠原諸島（東京都）方面へ向かっていたという。同海保は、サンゴの密漁に向かう途中だった可能性があるとみて、２８日、漁船を那覇港に移動させて調べている。　小笠原周辺では今秋以降、中国漁船によるサンゴの密漁が問題化し、往復に沖縄近海を通過しているとされる。同保安部によると、一連の問題で、沖縄周辺で漁船が摘発されるのは初めてという。