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【武田耕太】刑務所のなかで結核になるリスクは一般社会より11倍高い、との調査結果を厚生労働省研究... 【武田耕太】刑務所のなかで結核になるリスクは一般社会より11倍高い、との調査結果を厚生労働省研究班がまとめた。全国的な数字が出たのは初めて。治りきらずに出所し、感染を広げかねないケースもある。研究班は年度内に対応指針をまとめ、出所後も治療が徹底できるようにする。 研究班は法務省の資料(2000~12年)をもとに、刑務所や拘置所などで結核と診断され、治療を受けた人の数を調べた。その結果、人口10万人あたりの罹患(りかん)率は255・02人で、一般社会22・36人の約11倍だった。9割は男性。年齢別(12年)では40代が一般社会の30倍、50代が58倍。 結核は栄養不良で抵抗力が落ちている低所得者などに多い。刑務所での発症リスクが高いのは、入所者にこうした人たちが多いとみられるためだ。今年6月に福島刑務所で受刑者17人、11年には麓(ふもと)刑務所(佐賀)で約70人、網走刑務所(北海道)で約2
2013/12/31 リンク