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傳田 光洋 1960年生まれ。株式会社資生堂リサーチセンター、主幹研究員。環境が皮膚に及ぼす影響、表皮... 傳田 光洋 1960年生まれ。株式会社資生堂リサーチセンター、主幹研究員。環境が皮膚に及ぼす影響、表皮機能の再生機構などが主な研究テーマ。著書に『皮膚は考える』(岩波書店)、『第三の脳』(朝日出版社)などがある。 表皮の多彩な機能 皮膚のいちばん外層は、常に入れ替わって角層、垢になります。ケラチノサイトという表皮細胞が作る角層は、水を通さないバリアであり、一般のイメージでも、皮膚の役割は体液が漏れ出さないようにするというものでしょう。このケラチノサイトを研究しているうちに、温度や圧力をはじめ色、光、そして音までも、表皮が感じているらしいことがわかってきました。神経は表皮の途中まで来ていますが、それ自体はあまりものを感じていないのかも知れません。まず表皮のケラチノサイトが感じて、信号を神経に伝えている可能性があります。 脳の中には、興奮と抑制を誘導するさまざまな受容体があります。利根川進さん
2017/10/04 リンク