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田中角栄は生涯に46件の法案を議員立法で提案し、33件を成立させた。31歳から36歳の「下積み時代」に何... 田中角栄は生涯に46件の法案を議員立法で提案し、33件を成立させた。31歳から36歳の「下積み時代」に何と26件もの法案を提出している。党幹部、閣僚として深く係わった法案も含めれば、田中の尽力で日の目を見た法律は120本を越える。他の政治家が足元にも及ばない数である。 戦前、戦中の明治憲法下では立法権も天皇に属しており、帝国議会は協賛機関にすぎなかった。実質的に立法権を握っていたのは藩閥、政党、軍部と結びついた官僚と特権階級だった。だが、敗戦を機に新憲法が公布され、主権在民、国会は立法の府に変わる。その気になれば国会議員は誰でも法案を提出できるようになった。 「一土建業者」だった田中がこれだけの議員立法をものにした。彼が戦後民主主義の申し子といわれる所以である。 と、教科書的にはひとまず説明できるだろう。 しかし、冷静に考えれば、いかに田中が天才的な洞察力を発揮し、虐げられた民衆の