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開沼 博 著 青土社(416p)2011.06.15 2,310円 人に運不運があるように、本にも幸運な本と不運な本と... 開沼 博 著 青土社(416p)2011.06.15 2,310円 人に運不運があるように、本にも幸運な本と不運な本とがある。どんなに優れた内容の本でも、そのとき読者の関心がそこになければ省みられず、毎日200冊以上刊行される大量の出版物の海に埋もれてしまう。その意味では、福島第一原発の事故というこれ以上ない不幸な出来事に時期を合わせるように刊行された「『フクシマ』論」は、極めて幸運な本と言えるかもしれない。 これは東京大学大学院に在籍して社会学を専攻する著者の修士論文で、今年初めには書き上げられていた。そこへ「3.11」の事態が起き、「あとがき」から察するに指導教官の吉見俊哉か、推薦文を書いている姜尚中、上野千鶴子らの推挙で出版されることになったらしい。刊行に際しては、既に書き上げられていた本文の前後に「3.11」をふまえた「まえがき」と「補章」がつけ加えられている。 この本は「原子力ム