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自由社会に暮らす中国系の文化人や経済人が、中国の擁護や礼賛に身をやつすことは珍しくない。こと政治... 自由社会に暮らす中国系の文化人や経済人が、中国の擁護や礼賛に身をやつすことは珍しくない。こと政治を語るとなると自由陣営との価値観の対立は覆い隠せないが、歌手や作家、企業関係者が文化や経済を語れば波風は立ちにくい。(フジサンケイビジネスアイ) 1950年代の香港を舞台とした名画「慕情」の原作者、ハン・スーイン(韓素音)氏もそんな文化人の1人だった。去る11月2日、スイスのローザンヌで他界した。享年95歳。ジェニファー・ジョーンズ演じるユーラシアン(欧亜混血)の女医をご記憶の向きでも、原作者(同時にこの女医のモデル)が存命していたとは驚きだっただろう。 世界のチャイナ・ウォッチャーや中国貿易を手がけるビジネスマンにとって、英領時代の香港こそ、「竹のカーテン」に覆われた中国大陸と接する前線基地だった。旧中国における列強最大の拠点都市はいうまでもなく巨大租界を擁した魔都上海である。戦後の国際社会で
2012/11/30 リンク