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都関係者「日本の主権示す機会逃した」 政府が東京都による尖閣諸島上陸申請を不許可とした背景には、... 都関係者「日本の主権示す機会逃した」 政府が東京都による尖閣諸島上陸申請を不許可とした背景には、中国との摩擦拡大を恐れたほか、都への売却交渉を進めるとしてきた地権者の意向が変化しているとの判断がある。政府は直接購入へ交渉を急ぎたい考えだが、購入後の活用計画の策定は加速しているとはいいがたい。地権者との交渉も一筋縄ではいかず、なお国有化への道は険しいのが実情だ。地権者が心変わり 「現実をしっかり見据えた上の判断だ」 藤村修官房長官が記者会見でこう言及した「現実」とは、都の購入計画の難航を指す。地権者は都の上陸申請に同意書を寄せず、政府の意向確認にも「政府の責任で判断してほしい」と回答したとされる。中国との摩擦を避けるため不許可理由を探していた政府にとっては、格好の口実だ。 関係者によると地権者はいったん上陸申請に同意していた。「終戦記念日の15日に都と仮契約を交わす」との情報も流れたほどだ。
2012/08/28 リンク