ＮＹ株、１７３ドル反落　長期金利上昇を嫌気 - MSN産経ニュース

ＮＹ株、１７３ドル反落　長期金利上昇を嫌気 - MSN産経ニュース

２７日のニューヨーク株式市場のダウ工業株３０種平均は、米国の長期金利の上昇傾向を嫌気して大幅反落...概要を表示 ２７日のニューヨーク株式市場のダウ工業株３０種平均は、米国の長期金利の上昇傾向を嫌気して大幅反落、前日比１７３・４７ドル安の８３００・０２ドルで取引を終えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は１９・３５ポイント安の１７３１・０８。　米政府の財政赤字拡大を背景に米国債の格下げが取りざたされ、長期国債が値下がり（金利は上昇）した。１０年債の利回りは一時、ほぼ半年ぶりの高金利水準となる３・７４％まで上昇した。高金利が米景気を下押しする懸念が強まり、金融関連株が主導する形で幅広い銘柄が売られた。　破綻（はたん）が不可避との見方が広がった米自動車最大手ゼネラル・モーターズは前日比で約２０％安と売り込まれた。　米市場アナリストは「長期金利の上昇は、底打ち期待が出始めている住宅市場にとって大きな打撃になる」と指摘した。（共同）