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日本スポーツ振興センターは昨年11月に公表した基本設計条件案で、延べ面積を当初計画から2割強減らし、... 日本スポーツ振興センターは昨年11月に公表した基本設計条件案で、延べ面積を当初計画から2割強減らし、規模やコストを縮小する方針を示していた。基本設計はこれに沿ったものだ(関連記事)。 新国立競技場の設計における課題は主に4つ挙げられる。 1つ目はサッカーやラグビーの国際試合などに対応できる天然芝の敷設。2つ目は開閉式の屋根の設置だ。芝生の生育を促すために屋根を開いて採光を確保する一方、音楽イベントなどの開催時には音響性能や遮音性能を高めるために屋根を閉じる必要がある。いずれも国際デザイン・コンクールを実施する段階から、設計の条件として求められていた。 3つ目の課題は規模。巨大な施設が周辺の景観を損なうといった指摘が挙がっていた。 最後の課題はコストだ。国際デザイン・コンクールを公募した際に、日本スポーツ振興センターが想定していた建設費は1300億円。ところが、ザハ・ハディド・アーキテクツに
2014/05/28 リンク