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ここ数回,ダメシステムの甦生に関わる人々を取り上げている。今回はその一環として,情報システム部門... ここ数回,ダメシステムの甦生に関わる人々を取り上げている。今回はその一環として,情報システム部門(以下,情シス)の人々を取り上げる。 筆者はその昔,当時の勤務先でライン部門である製造課から情シスへの配置転換を命ぜられたことがある。そのときの筆者は,情シスの改革という使命感に燃えて赴任したことを覚えている。何故なら,日頃ライン部門から情シスを見ていて,その長所よりも短所の方が目につき,「情シスは変わるべきである。なぜ変わろうとしないのか」と考えていたからである。 情シスの中に入ってみると,外から見たとおりの部分と,新たに発見して認識を改めた部分の両方があった。その後,中堅企業でCIO(最高情報責任者)を務めたときの経験も含めて,以下,情シスの短所・長所,あるべき姿を体験的に整理してみよう。それが,実はシステムのレイムダック化(弱体化)とその甦生に情シスがどのように関与するかに関連してくる。
2006/09/29 リンク