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年末になり、たまたま見ていたテレビ番組で、指揮者の小澤征爾さん、詩人の谷川俊太郎さんら2024年に亡... 年末になり、たまたま見ていたテレビ番組で、指揮者の小澤征爾さん、詩人の谷川俊太郎さんら2024年に亡くなった著名人を取り上げて1年を振り返っていました。個人的には、美術史家で評論家の高階秀爾さんも忘れられません。10月17日、92歳の生涯を閉じられました。 「近代絵画史 ゴヤからモンドリアンまで」(高階秀爾、中公新書上下2冊)は、半世紀前に刊行され、今なお名著だと思います。 普通の通史ではなく、印象派をはじめ次々に生まれた運動は、どんな必然性があって現れ、画家たちがどんな苦闘をしたのか。そしてやがて、抽象絵画につながっていくまでの面白さ。分かりやすく分析、解説され、まるで近代絵画をテーマにした群像、大河ロマンを読んでいるようなのです。 絵を見るのが好きな人はたくさんいます。人気作家の企画展があると、美術館は長蛇の列。フェルメールなどは異常なほどで、10年ほど前に東京都美術館でフェルメール展