＜かながわ未来人＞社会の風、当事者の力に　障害者支援に携わり40年　「開く会」副理事長・萩原達也（はぎわら・たつや）さん（60）：東京新聞デジタル

＜かながわ未来人＞社会の風、当事者の力に　障害者支援に携わり40年　「開く会」副理事長・萩原達也（はぎわら・たつや）さん（60）：東京新聞デジタル

副理事長を務める社会福祉法人「開く会」が横浜市泉区の地下鉄下飯田駅近くで営む石窯ベーカリー＆レス...概要を表示 副理事長を務める社会福祉法人「開く会」が横浜市泉区の地下鉄下飯田駅近くで営む石窯ベーカリー＆レストラン「ファール　ニエンテ」は、オープンから10年で行列ができる人気店に成長した。店は農園レストラン主体の福祉事業所。3千平方メートルの敷地で知的障害者らが小麦や野菜を栽培し、食材に使っている。 盛況を喜ぶ半面、障害の特性や力量で働き手を選ばざるを得ない現状に「福祉本来の役割を果たす方向」へかじを切る必要性も感じている。「会話が苦手で、フロアに立つことが難しくても、笑顔がすてきな障害者は多い。お客さまに注文用紙にオーダーを書いてもらう方法を採用できれば、もう少し多様な障害のある人たちが前面で活躍できる舞台を広げられるのではないか」などと思案する。