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能登半島地震で妻子4人が犠牲となった現場を地震後初めて訪れ、冥福を祈った大間圭介さん=1日午前10時3... 能登半島地震で妻子4人が犠牲となった現場を地震後初めて訪れ、冥福を祈った大間圭介さん=1日午前10時39分、石川県珠洲市仁江町(恵守乾撮影) 能登半島地震から1年となった1日、妻子4人を亡くした石川県警の警察官、大間圭介さん(42)=金沢市=が、妻子らが犠牲になった石川県珠洲市仁江町の妻、はる香さん=当時(38)=の実家跡を訪れた。現地を訪れたのは地震後初めて。「ここに家族がいるような気もする。1年というタイミングで来なくてはいけないのかな、という思いもあった」と語った。 大間さんは地震が起きた1年前、一家5人で妻の実家に帰省中、一人で家を出た直後に地震が発生。裏山が崩れて妻と長女の優香さん=同(11)、長男の泰介(たいすけ)君=同(9)、次男の湊介(そうすけ)君=同(3)=や、義父母ら計9人が犠牲となった。 午前10時半ごろ、大間さんは土砂崩れの跡が残る現場に花束を手向け、静かに手を合わ