「台湾の完全武装急務」　米下院特別委が侵攻想定

「台湾の完全武装急務」　米下院特別委が侵攻想定

米下院の中国共産党に関する特別委員会は２１日、２０２７年に中国が台湾を侵攻したとの想定で机上シミ...概要を表示 米下院の中国共産党に関する特別委員会は２１日、２０２７年に中国が台湾を侵攻したとの想定で机上シミュレーションを１９日に実施したと発表した。 ギャラガー委員長（共和党）は声明で「台湾を完全武装させる必要性が明確になった」とし、台湾への兵器供給を急ぐべきだと訴えた。 ギャラガー氏はシミュレーションについて「戦争回避のため、弱点を洗い出し、抑止力強化へ議会がするべきことを考えるのが目的だ」と説明した。クリシュナムルティ筆頭委員（民主党）は「想定が現実にならないようにするためには、攻撃を抑止するしかない」と強調した。 ギャラガー氏は、中国が武力行使せず台湾を海上封鎖しただけでも、世界経済は巨額の損害を被ると指摘。台湾との共同訓練や米軍の態勢を強化する必要もあるとした。（共同）

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