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「言語学バーリ・トゥード」(東大出版会)で愉快な話題を提供してくれた川添愛さんも、コロナ禍で気持... 「言語学バーリ・トゥード」(東大出版会)で愉快な話題を提供してくれた川添愛さんも、コロナ禍で気持ちが揺らいでいたそうです。 そんな心を落ち着かせてくれた本が、「その悩み、エピクテトスなら、こう言うね」吉川浩満・山本貴光(筑摩書房)です。 川添さんが今年9月4日の読売新聞読書欄で紹介する悩まない方法とは、エピクテトスの、「権内」「権外」を区別しようという考えです。 エピクテトスは紀元前後ころ、古代ローマの奴隷出身のストア派の哲学者で、哲人皇帝マルクス・アウレリウスも愛読した弟子の聞き書きが、「人生談義 上・下」(岩波文庫)として残されています(その本の訳者、國方栄二さんの「哲人たちの人生談義」(岩波新書)でもエピクテトスは主要な哲人です)。 エピクテトスの教えはこうです。 まず問題を「権内」か「権外」か、見分けること。 「判断、衝動、欲望、忌避」は我々の心の働きによるので「権内」です。 「権