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戊辰戦争の死者は「犬死に」か 白虎隊、佐川官兵衛、そして宮崎十三八……「朝敵」という汚名を雪ぐべく苦... 戊辰戦争の死者は「犬死に」か 白虎隊、佐川官兵衛、そして宮崎十三八……「朝敵」という汚名を雪ぐべく苦闘した人々の軌跡。 幕末維新期、戊辰戦争を頂点とする一連の戦いにおいて、会津の戦死者はナショナルな祭祀から排除された。彼らと、生き残った会津の人々とが経験した「犬死に」 この非業と不条理に満ちた死の経験は、その後どのように「克服」され、「解決」されていったのか。本書では、戊辰戦争や西南戦争での戦死者を会津の人々がどのように認識し、自らのアイデンティティを組み立てていったのかを明らかにする。 序 章 死者と共同体 第1章 会津藩の戊辰戦争 ――近代会津へのプロローグ 第2章 「阿蘇の佐川官兵衛」をめぐる記憶と忘却 第3章 近代会津アイデンティティの系譜 第4章 「雪冤勤皇」期会津における戦死者の記憶と忘却 第5章 戦後会津における「観光史学」の軌跡 終 章 〈二つの戦後〉をめぐる〈死者の政治
2010/04/09 リンク