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ノーベル生理学・医学賞に輝いた大阪大特任教授の坂口志文氏が発見した「制御性T細胞」は、免疫が暴走し... ノーベル生理学・医学賞に輝いた大阪大特任教授の坂口志文氏が発見した「制御性T細胞」は、免疫が暴走して自分の体を攻撃するのを防ぐ大切な役割を持つ。長年の謎だった、その仕組みを解明したことで、免疫学に革命的な進歩をもたらした。 免疫は体内に侵入した細菌やウイルスなどの異物を自分と区別して攻撃し、体を守る仕組みだ。免疫を担う細胞は白血球の一種で、リンパ球やマクロファージなど多くの種類があり、連携して働いている。 リンパ球の一種であるT細胞は、細菌などに感染した細胞を発見して排除する役割を持つ。異物を攻撃する抗体を作るよう指令を出すヘルパーT細胞や、その指令で攻撃を行うキラーT細胞などが知られていた。 ところが、自分を守るはずのT細胞が、自分自身を攻撃する「自己免疫」が起きてしまう病気がある。難病の多発性硬化症や、血糖値を下げるインスリンを作る細胞が壊れる1型糖尿病などの自己免疫疾患だ。 なぜ、健
2025/10/07 リンク