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写真の現像機メーカーが農業に転換――。この“真逆”ともいえる事業に挑戦しているのが、機能性野菜の開発... 写真の現像機メーカーが農業に転換――。この“真逆”ともいえる事業に挑戦しているのが、機能性野菜の開発で知られるNKアグリだ。彼らの野菜は、スーパーの店頭に並んでいる“きれいでお行儀のいい野菜”とは異なり、形がふぞろいだったり、曲がったりしている。しかし、栄養価や味、歯触りのよさで負けることはなく、市場の反応も上々だ。 そんなNKアグリの親会社は、写真の現像機で知られるノーリツ鋼機だ。デジタルカメラの普及に押され、世界でトップシェアだった現像機の需要がまたたく間に減っていくさまを目の当たりにした同社は、2009年に経営方針を刷新。この年を“第2の創業”と位置付け、「時代の変化に強く、変化の先駆者となる事業」を展開する方針を打ち出した。 同社が新事業のテーマに選んだのは、食と環境と医療の3分野。NKアグリは、機能性野菜の提供を通じて食を豊かにする企業として2009年11月に誕生したのだった。
2016/03/26 リンク