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在校生が、卒業生に向けて「送る言葉」を発し、卒業生からの「返す言葉」もある。この呼びかけスタイル... 在校生が、卒業生に向けて「送る言葉」を発し、卒業生からの「返す言葉」もある。この呼びかけスタイルの卒業式は、全国的に行われているが、どのような歴史があるのだろうか。 有本真紀『卒業式の歴史学』(講談社)によれば、呼びかけのルーツとなる卒業式のスタイルは戦後になってはじまった。それまでの卒業式は、児童・生徒のためではなく、学校の公式行事としての性格が強い固苦しいものだった。例えば、卒業式の定番ソングである「蛍の光」や「仰げば尊し」は明治時代に作られたものである。歌詞の言葉づかいは古く、どこか説教くさい。これらの曲は旧来の卒業式の名残を留めたものなのだ。 卒業式の感動は「演出される」 戦後にはじまった新しいスタイルの卒業式は、教育者であった斎藤喜博が1955年に群馬県ではじめたものがよく知られている。それは、従来の卒業式にあった、いかめしい進行や、敬礼をなくしリラックスした雰囲気の中で行われる
2017/03/05 リンク