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今年7月、霞が関ではある人事が注目を集めた。財務省の主税局長だった矢野康治が、主計局長に就任。税制... 今年7月、霞が関ではある人事が注目を集めた。財務省の主税局長だった矢野康治が、主計局長に就任。税制を扱うトップから予算を扱うトップへの横滑りは異例で、永田町、霞が関では「サプライズ」と受け止められた。その矢野が主税局長時代にもっとも頭を悩ませた懸案、それが未婚のひとり親への寡婦控除拡充問題だった。 話は矢野が主税局長に着任した直後、1年前の7月にさかのぼる。 大物政治家に「選挙負けますよ」 着任早々、矢野は思案し始めた。前年の税制改正では自民、公明両党がもめて、住民税の軽減と1万7500円の手当で決着した。だが、この税制はいかにもいびつだ――。 矢野は財政再建へのこだわりが強く、著書もある。「筋の曲がったことが嫌い」で、上司だろうと政治家だろうと直言をいとわない。菅義偉の官房長官秘書官を2年半務めた後、2015年に主税局の審議官に就任した。 シングルマザーと永田町 女たちの税制革命今年の年
2020/09/23 リンク