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カザフスタン・アルマトイ郊外の湖で水を飲む絶滅危惧種のサイガ(撮影日不明)。(c)AFP/ANATOLY USTINE... カザフスタン・アルマトイ郊外の湖で水を飲む絶滅危惧種のサイガ(撮影日不明)。(c)AFP/ANATOLY USTINENKO 【6月1日 AFP】旧ソ連のカザフスタンで、絶滅危惧種のサイガ(オオハナレイヨウ)が、2週間で世界全体の個体数の3分の1余りに当たる12万頭以上が死ぬ現象が起きている。詳しい原因は分かっておらず、環境保全団体からは同種の将来を懸念する声が上がっている。 国連環境計画(UN Environment Programme、UNEP)はこれを「破滅的」な現象としている。国連の専門家らは原因について、「生物学的要因と環境要因が合わさったこと」との見解を示している。 群れを相次いで全滅させている病気の正体特定は困難を極めているが、これまでの調査結果から、数種類の細菌を原因とする感染症の疑いが出ている。また、季節外れの長雨によってサイガの免疫力が落ち、感染症への耐性が弱まった可能
2015/06/02 リンク