エボラ出血熱、西アフリカの最貧国経済に打撃

エボラ出血熱、西アフリカの最貧国経済に打撃

リベリアの首都モンロビア（Monrovia）のエボラ熱患者治療施設入り口に防護服を着て立つ医療従事者（201...概要を表示 リベリアの首都モンロビア（Monrovia）のエボラ熱患者治療施設入り口に防護服を着て立つ医療従事者（2014年10月13日撮影）。(c)AFP/ZOOM DOSSO 【10月15日 AFP】西アフリカで4000人以上の死者を出し拡大するエボラ出血熱は、最貧国の経済にも打撃を与えている。 リベリアのエレン・サーリーフ（Ellen Sirleaf）大統領は9日、世界銀行（World Bank）の会合にビデオで参加し、「われわれの開発計画はエボラ出血熱の発生によって妨げられた」と述べた。また、先週にギニアと国境を接する東部を訪れた際には、「開発計画を再開するため、エボラ出血熱の撲滅に向けて共に闘おう」と国民に呼び掛けた。大統領は外国人労働者が退避して工事が中断しているイエケパ（Yekepap）－ガンタ（Ganta）間の幹線道路建設プロジェクトにも懸念を示している。 リベリアの経済学者、サミュエ