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スペインとの国境付近のフランス・メル(Melles)で撮影されたヒグマの「ピロス(Pyros)」(1997年5月2... スペインとの国境付近のフランス・メル(Melles)で撮影されたヒグマの「ピロス(Pyros)」(1997年5月2日撮影)。(c)AFP/GABRIEL BOUYS 【5月13日 AFP】フランスとスペインにまたがるピレネー山脈(Pyrenees)に生息する熊の数は昨年、雄の老ヒグマ「ピロス(Pyros)」の生殖能力のおかげで、少なくとも22頭と、横ばいを保った。 フランス国立狩猟・野生動物事務局(ONCFS)の報告では、誰もが認めるコロニーの「父さん熊」ピロスは24歳で、ヒグマの平均寿命にほぼ近づいているが、2012年には2頭の雌熊との間に3頭の子熊をもうける精力をまだ持っていたという。 狩猟により絶滅直前まで数が減ったヒグマの生息数を維持する取り組みの一環として1997年、ピロスがピレネー山脈に放たれた。それ以降、ピロスとその子どもにより推定20頭の子熊が生まれたが、ピロスの支配はコロ
2013/05/14 リンク