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発表者 杉本貴史 (東京大学大学院農学生命科学研究科 生産・環境生物学専攻 特任研究員) 石川幸男 ... 発表者 杉本貴史 (東京大学大学院農学生命科学研究科 生産・環境生物学専攻 特任研究員) 石川幸男 (東京大学大学院農学生命科学研究科 生産・環境生物学専攻 教授) 発表概要 私たちは、蛾の一種に感染した共生細菌ボルバキア(注1)が、宿主(注2)である蛾の性決定システムを乗っ取り、その結果として、宿主本来の性決定システムが退化して正常な機能を失っていることを発見しました。ボルバキアは、自己の増殖に有利となるように宿主の生殖を操作することで有名です。しかし、ボルバキアが具体的にどのような手段で宿主の生殖操作を行っているのかはよくわかっていません。本研究の成果はこのブラックボックスの解明に一つの手懸りを与えるものです。 図 アズキノメイガのボルバキア非感染虫、ボルバキア感染虫、感染治癒虫における遺伝的な性(♀=ZW、♂=ZZ)、性決定因子Osdsxの型(♀型、♂型)、そして生死の運命をまとめて
2012/01/24 リンク