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6月12日、小池百合子東京都知事が出馬表明をした。都知事選の告示は6月18日。カラオケも遊園地も営業が... 6月12日、小池百合子東京都知事が出馬表明をした。都知事選の告示は6月18日。カラオケも遊園地も営業ができる東京で、小池さんは再選を目指す。 彼女が目立ちに目立っているという話を「論座」で書いたのは、1カ月以上も前だ。コロナに関連し「何かを決める」場面で出てくるのは、みんなおっさん。中でただ一人の女性が小池さんで、痛快ではあるけれど、素直に喜べない。そんなことを書いた。 小池百合子都知事が目立ちに目立つ。その「痛し痒し」について 記事の最後、小池さんの著書『女子の本懐――市ヶ谷の55日』(2007年)に触れた。4月に開かれたオンラインシンポジウム「今こそ『小池百合子論』 フェミニストが語る女性と政治」で、元衆院議員の井戸まさえさんが「小池さんの黒さが読み取れる」と語っていた本だ。読んで、原稿を書くと予告させてもらった。 というわけで、再びの小池百合子論だ。 『女子の本懐』を2度読んだ。5月
2020/06/21 リンク