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父が読んでいた文藝春秋特別版(8月臨時増刊号)『私が愛する日本』で、こういうインタビュー記事の一節... 父が読んでいた文藝春秋特別版(8月臨時増刊号)『私が愛する日本』で、こういうインタビュー記事の一節がありました。 日本の江戸時代と高度経済成長期は、本当にいい時代で、言わば「成功した共産主義」だったと思います。要は、一部の人が儲けるために多くの人を搾取するんじゃなくて、皆が幸せになるような構造のことで、ソ連や中国とは意味合いが違います。江戸時代は、完全に日本が自立できていたから鎖国を選ぶことができたんだと思います。高度成長期は、自分の肌で感じることができましたけど、国民皆の生活が飛躍的に上がってきても、社長と平社員の給料は五倍ぐらいの差しかなかったんですね。 国は一部の人のものじゃなくて、皆の国でしょう。だから、皆が得するような政治が必要だし、会社の経営にしても同じです。一部の人しか得しないような経営は正しくないんじゃないかと思っています。僕は、「お客様にとっても働く者にとっても最高の会社
2006/07/28 リンク