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すばらしい一冊。訳者さんの力量とその配慮の微細さに感動しました。この本は二つの意味で良書です。 ひ... すばらしい一冊。訳者さんの力量とその配慮の微細さに感動しました。この本は二つの意味で良書です。 ひとつは、文明化社会の中で培われていったガンディーの思想を理解するための書として。ユーモアや表現力も伝わってきます。もうひとつは、ガンディーによるバガヴァッド・ギーターの解説書として。 わたしはマヌ法典を読むまで、ガンディーの カースト制度による身分の上下や職業の貴賤には強く反対したが、ヴァルナ制度にもとづく職業の継承は、むしろ社会秩序にとって不可欠であると考えていた(P99:注釈) という思想がよくわかりませんでしたが、ギーターと同時代にあそこまで詳細にヴァルナの事項の定められた書物があったと考えると、ガンディーの思想のおとしどころのようなものが深く沁みてきます。日本では「神の子」という言葉が教科書の中で使われたことで、「一面が端的に刷り込まれていたな」とも思いました。 「差別と区別」について