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『葉隠』は、江戸時代中期の武士道書です。佐賀藩士・山本常朝(1659~1719)の言葉を、同藩士の田代陣... 『葉隠』は、江戸時代中期の武士道書です。佐賀藩士・山本常朝(1659~1719)の言葉を、同藩士の田代陣基(1678~1748)が聞き書きし、約7年かけて書物にまとめたものであります。武士のあるべき姿を説いた武士道書であり、「武士道というは、死ぬ事と見付けたり」との名句は、誰でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。 その『葉隠』を愛読した作家がいました。それは『仮面の告白』『金閣寺』ほか数々の名作で知られ、ノーベル文学賞の候補にもなっていた三島由紀夫(1925~1970)です。 ある程度の年代の人にとっては、1970年11月25日、三島が民兵組織「楯の会」隊員とともに自衛隊市ヶ谷駐屯地に突入し、自衛隊の決起を促す演説をした直後に割腹自決したことのほうを鮮烈に記憶しているかもしれません。今年(2022年)2月に亡くなった作家で元東京都知事の石原慎太郎(1932~2022)は、「三島が
2023/12/11 リンク