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わずか3畳の部屋に2年も隔離された男性は、パンを詰まらせて亡くなっているのを発見された…両親が明石... わずか3畳の部屋に2年も隔離された男性は、パンを詰まらせて亡くなっているのを発見された…両親が明石市の病院を提訴へ。改めて問われる精神医療 フリーライター 中部剛士 患者への「虐待」とされるケースも相次ぎ、いま改めて精神科「医療」の在り方が問われている。そんな中、新たな問題が浮上した。 兵庫県明石市の精神科病院「明石土山病院」で、約2年にわたって「隔離室」での生活を強いられた男性が、朝食のパンをのどに詰まらせて窒息死した。病院は朝食の後片付けをしたのに、男性がパンを詰まらせて苦しんでいることに気づかず、約2時間半後に死亡しているのを発見した。 明石土山病院(撮影:中部剛士)男性の両親は、「長期間の隔離や向精神薬物療法で咀嚼・嚥下機能が低下し、パンをのどに詰まらせる可能性があることは容易に想像でき、見守りも不十分だった」と主張している。8月中にも、病院に約5600万円の損害賠償請求の訴えを神