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・チャールズ・ロックにつづきヘレン・ボザンケの救貧論を読んでいる。彼女の主著『民衆の力』(1903)は... ・チャールズ・ロックにつづきヘレン・ボザンケの救貧論を読んでいる。彼女の主著『民衆の力』(1903)はなかなかの名著だ。ここでも歴史家が批判的にロンドンCOSの原理としてきたものとはそぐわない「貧民を包摂する思想」をしばしば見出す。一次文献とじっくり向き合わないとこういうことは見えてこない。うまく論文としてこの夏中にまとめたい。 ・ここ数年、COSの救貧論とならびイギリスの優生思想やT.H.グリーンの権利論やらも追っており、手を広げすぎとの見方もできるのかもしれないが、自分のなかでは問題関心として一貫しているつもりだ。つまり、あるマイノリティ性をもつ社会的カテゴリーを「市民」として包摂する言説と、逆に社会にとっての「危険な存在」として排除する言説の、せめぎあいの歴史を描きたいというのがここ10年ばかりの自分の研究関心となっている。そのさいとくに注目する二つのカテゴリーとして「貧民」と「障害